【ソフィア=田島大志】欧州歴訪中の安倍首相は15日午前(日本時間15日夕)、ブルガリアの首都ソフィアで同行記者団と懇談した。 首相は2019年5月1日の皇太子さまの即位に伴う新元号について、「広く国民に受け入れられ、日本人の生活の中に深く根ざすものとしていきたい」と述べた。新元号の発表方法については、「平成」への改元時の例を踏まえ、官房長官が行う可能性を示唆した。 首相が、新元号や発表方法のイメージについて、具体的に発言したのは今回が初めてとなる。元号の発表時期については、「白紙だが、国民生活への影響を考慮していきたい」と語った。