情報通信研究機構(NICT)は2011年4月25日、日本の標準時刻を伝える「標準電波」の送信所のうち福島県にある「おおたかどや山標準電波送信所」からの送出を停止したと発表した。停止の理由は同日の12時06分に発生した落雷のため。今後の対応については検討中という。 主に東日本における標準電波は、福島県にある「おおたかどや山標準電波送信所」で発している。標準電波の送出の停止は、3月11日に発生した東日本大震災以降、これで2回目。1回目の停止は3月12日19時46分から。事故が発生した福島第一原子力発電所の周辺地域に、避難指示が出されたためである(関連記事)。その後NICTは4月21日13時54分に標準電波の送出を暫定的に再開していた(関連記事)。だが、再開後わずか5日目にして再び停止したことになる。
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