2月15日、2015年の個人消費が実質国内総生産(GDP)ベースで306.5兆円と、安倍晋三内閣が発足した12年の308.0兆円から1.5兆円縮小した。写真は都内で昨年11月撮影(2016年 ロイター/Yuya Shino) [東京 15日 ロイター] - 2015年の個人消費が実質国内総生産(GDP)ベースで306.5兆円と、安倍晋三内閣が発足した12年の308.0兆円から1.5兆円縮小した。 3年連続で政府が賃上げ増を働きかけかたが、消費活性化にはつながっていない。原油安効果などで名目GDPは増加したものの、企業の内部留保が積み上がるだけで、消費増に波及していない。足元の市場で動揺が広がっており、先行きの不透明感が高まっている。
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