schizoophrenie @schizoophrenie ヤスパースはかなり虚弱体質だったらしく,患者の主治医となって経過をしっかりと見る仕事に向いていなかったようで,鑑定業務などのように数回の面接だけで診断をしていたようなのです.それだけに,彼の診断学は,クレペリンみたいに精神病院で患者を長く観察していたような人のそれとは違います. schizoophrenie @schizoophrenie ヤスパースは「患者の検査について」という章でこんな事を言ってます.患者の話のなかに了解不能な体験の存在を疑った場合,それが「(病的)過程Prozess」によるものかどうかを確定せねばならない.「病的過程」が生じていることを確認できれば,診断は「プロツェス性精神病≒分裂病」となる.