2021年1月16日のブックマーク (2件)

  • 逃げ口上「仮定の質問には答えられない」の不思議 | 専門分野と弁護士費用の疑問に答えます

    昔から多くの政治家や政府関係者が回答に窮すると頻繁に使用する常套句として,「仮定の質問には答えられない」というものがあります。最近では,日大学アメリカンフットボール部のタックル問題での前監督らの記者会見でも,司会者がこの常套句を使っていました。 しかし,なぜ仮定の質問に答えられない(答えない)のか,その理由(正当性)はよく分かりません。別に,仮定の質問というだけで,それが論理的におかしいわけでも,回答不能であるわけでも,議論のルールとして禁止されているわけでもありません。それにもかかわらず,多くの野党議員や記者は,「仮定の質問には答えられない」と返答されると,それが当然であるかの如く,簡単に引き下がってしまいます。それが不思議でなりません。 「事実の問題」と「見解の問題」との違い このようなことが平然とまかり通っているのは,質問者側が「事実の問題」と「見解の問題」との違いを明確に意識して

    tsukumochi
    tsukumochi 2021/01/16
    これ、マジでなんとかならないのだろうか。仮にも国会なんだから。
  • 毅然と,真摯に,冷静に。 | 専門分野と弁護士費用の疑問に答えます

    私は,これまでの弁護士経験から,議論や交渉事において戒めとしている言葉があります。それは「毅然と,真摯に,冷静に。」という言葉です。 第一に,「毅然と」です。議論や交渉事では,自らの主張を通すために,当然ながら相手方の主張に怯んだり弱腰になったりしてはいけません。これは説明するまでもないでしょう。 第二に,「真摯に」です。議論や交渉事では,相手方や仲裁者(裁判の場では裁判官)を説得しなければならず,自らの主張を一方的に述べただけでは話がまとまりません。相手方や仲裁者を説得するためには,彼らの言葉にも真摯に耳を傾け,事実や論理だけでなく,彼らの感情や心理状態も踏まえた対応をする必要があります。 人は無意識のうちに自らの主張に都合のいい事実だけを取り上げて都合のいい理屈を通そうという傾向があるので,自分では正しいと思った主張でも,間違っている可能性があります。また,自分の主張が客観的事実に基づ

    tsukumochi
    tsukumochi 2021/01/16
    筆者の人となりが伺えるいい記事です。