「知らないうちに、こんなに添加物を口に入れていたなんて!」 実は、食品を含む商品をつくる前の段階で使われた添加物については、基準や条件を満たしたときだけ書かなくてもOKという合法ルールがあります。 これがキャリーオーバーという制度ですが、例えば「パッケージには無添加と書いてあるが、本当は添加物タップリだった!」というようなことが実際にあるのです。 そこでここではまず初めに、キャリーオーバーとはそもそも何か・どんな基準なのかを解説。次に、具体的にスーパーやコンビニに溢れるキャリーオーバーの例を一緒に見ていきましょう。 キャリーオーバーは2つの基準を満たしたら使える 表向きには、キャリーオーバーは「使った食品添加物を全て表示していると表示欄が長ったらしくなって見にくいから、省略しちゃおう!」という理由で作られた特例。 キャリーオーバーが実際に使えるのは、以下の2つの基準を満たした場合です。 1