7月19日、メキシコ湾沖の原油流出事故で、油井付近で見つかった原油漏出がふたの試験と無関係であることが分かった。写真は油井のふた部分の映像。BP提供(2010年 ロイター) [ヒューストン/ロンドン 19日 ロイター] メキシコ湾沖の原油流出事故で19日、米政府は英石油大手BPBP.NBP.Nに対し、油井のふたの試験をさらに24時間延長することを認めた。 政府で現場対応の指揮を執るアレン司令官が明らかにした。 ふたを設置した油井付近で見つかった原油の漏出については、ふたの試験とは関連がないとの認識を示した。 19日のニューヨーク株式市場では、ふたを設置した油井付近で原油の漏出が見つかったとの報道を受けて、BP株が一時6%以上急落。その後、BPとアレン司令官が原油漏出は油井とは関連がないと表明すると、株価は下げ渋り、3.6%安で取引を終えた。