福岡県警、身元誤り遺体引き渡し 火葬後に「本人」発見2008年10月23日17時15分印刷ソーシャルブックマーク 街中で倒れて亡くなった男性の身元を福岡県警大牟田署が間違え、遺体を引き渡された別人の親類が火葬まで終えていたことが、県警や関係者への取材で22日、わかった。火葬した日に、亡くなったとされた男性(61)が生きているのを近親者が見つけて「勘違い」が発覚。同署は、いとこに遺体の顔写真を見せて身元を確認していたが、「確認が甘かった」と非を認めている。改めて身元を別の男性(58)と特定し、遺骨はその親類が引き取ったという。 県警や関係者によると、大牟田市内の駅改札口近くで17日朝、男性が倒れているのが見つかり、病院で間もなく死亡が確認された。死因は心原性ショックとみられている。 所持品らしい小型リュック内には、同市内の男性名義の預金通帳や領収書があったため、同署員がいとこを探し出して顔写