懸賞の答えを検索エンジンで探して…個人情報を盗まれた! (須藤 慎一=ライター) 前回まで、最近増えている迷惑メールの新しい形態やその対処方法について述べてきた。今後は、少し間口を広げ、ウイルスやスパイウエア、Webサイトを使った詐欺なども取り上げていく。今回は、Web上の検索エンジンを使った悪質な個人情報の収集を取り上げる。 検索エンジンで懸賞サイトを探して応募したら、個人情報を盗まれたという事例が増えている。 懸賞の人気は高い。応募方法は、ハガキ・ファクスを経て、最近はネットが主流である。サイト内を回遊してクイズの答えを探したり、映像を見てキーワードを答えると、商品サンプルがもらえる新製品キャンペーンも増えている。テレビや新聞雑誌とは一味違う、新しい広告・販促手法としての地位をネットは確立したと言えるだろう。 テレビやポスターで懸賞告知を見かけて、応募方法をすぐさまメモする人