「ラーメンもカツ丼も」という客の要望で始まったミニセット(半ラーメンに半丼、小鉢、牛乳つき 990円)。新横浜ラーメン博物館でも主力メニューの予定=19日、会津若松市大戸町の牛乳屋食堂 創業80余年、4代の嫁が引き継ぐ福島県会津若松市の人気ラーメン店「牛乳屋食堂」が、3月からラーメンの殿堂「新横浜ラーメン博物館」(横浜市)に出店することが決まった。県内外から訪れる人たちで行列が絶えない、知る人ぞ知る名店。喜多方ラーメンの知名度にかすみがちだった「会津ラーメン」の全国デビューに、市民の期待が高まっている。 牛乳屋食堂は会津鉄道・芦ノ牧温泉駅の目の前にあり、前身の旧国鉄駅が開通した昭和初期、牛乳の販売店としてスタートした。その後、初代のキヨノさん(故人)が、当時隣に住んでいた中国人から本場の技術を学んでラーメンを出すように。以来、現在修業中の長男の嫁・美紀さん(34)まで、4代の女性が伝統