非常にしょうもない記事ではあるものの、一応こっち方面でも無関係ではないので、取り上げておきましょう。 「日本版フェアユース」の対象は 報告書まとまる この手の著作権がらみのものは、上に"日本版"が付いた瞬間に胡散臭くなるのが常ですが、今回も例外ではない・・・と、いうより代表格と言っていいほどの内容となっています。 中身を見ていただきますと、 (1)写真の背景に著作物が写り込んだ場合など、ほかの行為の付随的に著作物が複製され、複製の量や質が軽微で、権利者に不利益はないと考えられるケース (2)著作者に許諾を得てCDに楽曲を録音する際のマスターテープ作成といった、適法な著作物の利用に不可避的に生じる利用で、質的・量的に軽微なもの (3)映画や音楽の再生技術の開発時に必要となる複製など、著作物の表現を知覚する(映画を見たり音楽を聴いたりする)目的ではなく、権利者に不利益をもたらさないもの この3