スマートフォン(高機能携帯電話)ではハードウエアの心臓部でも大きな変革が起きていた。主役は半導体メーカーの米クアルコム。「Android(アンドロイド)」で基本ソフト(OS)の勢力図を根底から変えた米グーグルと強固な関係を築き、モデム機能を搭載した半導体で市場を席巻しつつある。それはパソコンで米マイクロソフトの「ウィンドウズ」と米インテルのMPU(超小型演算処理装置)が世界標準を握った「ウィンテル
通信サービス会社でチップメーカーでもあるQualcommが、有線および無線通信ハードウェア向け半導体大手のAtheros Communicationsを買収することになった。 携帯端末に注力するQualcommは米国時間1月5日、総額31億ドル(1株あたり45ドル)でAtherosを買収すると発表した。カリフォルニア州サンノゼに拠点を置くAtherosはWi-FiおよびBluetooth向けの半導体で特に有名だが、他にもGPS、イーサネット、電力線通信(PLC)関連製品も手がけている。Atherosの買収により、サンノゼのさらに南方のサンディエゴを本拠とするQualcommにとっては、急成長するスマートグリッド分野に同社のホームネットワーク製品で参入する道も開けるだろう。 Qualcommの会長兼最高経営責任者(CEO)を務めるPaul E Jacobs氏は声明で「絶えずさらなる技術を統合
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く