通信サービス会社でチップメーカーでもあるQualcommが、有線および無線通信ハードウェア向け半導体大手のAtheros Communicationsを買収することになった。 携帯端末に注力するQualcommは米国時間1月5日、総額31億ドル(1株あたり45ドル)でAtherosを買収すると発表した。カリフォルニア州サンノゼに拠点を置くAtherosはWi-FiおよびBluetooth向けの半導体で特に有名だが、他にもGPS、イーサネット、電力線通信(PLC)関連製品も手がけている。Atherosの買収により、サンノゼのさらに南方のサンディエゴを本拠とするQualcommにとっては、急成長するスマートグリッド分野に同社のホームネットワーク製品で参入する道も開けるだろう。 Qualcommの会長兼最高経営責任者(CEO)を務めるPaul E Jacobs氏は声明で「絶えずさらなる技術を統合
Cisco Systemsは米国時間9月2日、ワイヤレスセンサネットワーク構築を手がける株式非公開企業Arch Rockを買収する意向を明らかにした。これはCiscoのスマートグリッドおよびデータセンター事業を強化する動きだ。 サンフランシスコを拠点とするArch Rockは、IPベースのワイヤレスセンサ、ルータ、サーバで構成されるメッシュネットワークから情報を収集するシステムを手がけている。同社のセンサはデータセンターや建物に配置され、熱などの環境の状態を監視して冷却機能を最適化するとともに、全体的なエネルギー効率を改善する。 買収の金銭的条件は明らかにされなかった。 Arch Rockはまた、「PhyNet-Grid」と呼ばれる電力会社向けの無線通信システムも開発している。このシステムは、無線ベースのArch Rockのセンサを使って、電力会社のネットワークを介してそれぞれのデータセン
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