[ニューヨーク/東京 2日 ロイター] 複数の関係筋によると、米ヤフーYHOO.Oは日本におけるソフトバンク9984.Tとの合弁解消に向け、保有している日本のヤフー4689.T株35%を売却する方向でソフトバンクと交渉を進めている。米ヤフーからソフトバンクへの株式売却で数週間以内に合意する可能性もある。ただ、現段階では合意は成立しておらず、交渉が決裂する可能性もあるという。 日本のヤフーは昨年、米グーグルGOOG.Oの検索エンジンと広告配信システムを採用することを決めたが、米ヤフーは検索エンジンを米マイクロソフトMSFT.Oの「Bing(ビング)」に切り替えることを決めていたため、一部アナリストからは、日本の決断は日米ヤフー間の関係悪化を示すもので、米ヤフーが日本の資産を売却する可能性が高まったとの見方が浮上していた。 米ヤフーは、米グーグルGOOG.Oや米フェイスブックとの競争激化で業務