ExcelのA1セルに「1330057」と記入。続いてお隣のB1セルに,「=ZipToAddress(A1)」と関数を入力し,Enterキーを押す。するとB1セルには,A1セルの郵便番号に対応する住所「東京都江戸川区西小岩」が表示される。Excelを使って名簿を作る際など,とても便利に使うことができる。 ここまで読んで,Excelに詳しい人なら「?」が頭に浮かんでいるかもしれない。実は,Excelにこんな関数は用意されていない。ZipToAddressは,日経パソコン編集部がVBAで作った自作関数である。全国どこの郵便番号でも瞬時に住所に変換できる優れものだ。 だが,実体は10行にも満たない小規模なプログラムである。郵便番号データベースも用意していない。なぜ,これほど手軽に実用的な関数が作れるのだろうか。 その秘密はWeb APIにある。インターネット上に公開されているWeb APIをVB
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