変数などの名前を付ける時のコーディングルールに、ハンガリアン記法(ハンガリー記法)と呼ばれるものがある。簡単に言えば、名前の先頭に「型」などを表す文字列(プリフィックス)をつけるというものである。 かつて Microsoft が好んで採用しており、 Visual C/C++ (MFC) を使ったWindows プログラミングの仕事が多かった私の会社では、社内ルールとしても採用されている。 というわけで、私も、ハンガリアン記法で多くのコードを書いてきたのだが、あるとき、Joel Spolsky 氏の「間違ったコードは間違って見えるようにする 」という記事を読んでショックを受けた。 それまで私が書いてきたハンガリアン記法というのは、MFC でやっているように、変数名に「型(type)」を表すプリフィックスを付けるものだった。しかし、それは「システムハンガリアン」と呼ばれ、本来のハンガリアン記法
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