2005年4月の初回リリースで、ちょうど「Ajax」という言葉が同年2月に誕生した頃に開発を始めたライブラリです。プロパティでなくメソッドを多用するなど、今から見るとあまりJavaScriptらしくない設計で、コードの内部構造もあまり洗練されていません。 Ajaxアプリケーションを構築していると、クロスブラウザーの対応やXMLデータを展開する際の面倒なDOM操作が気になります。クロスブラウザー対応のXMLHttpRequest(XHR)ラッパー機能と、XMLデータを扱いやすいJavaScriptオブジェクト形式へ展開する機能を搭載したJKL.ParseXMLライブラリを、2005年5月にリリースしました。 たった数行のJavaScriptコードを書くだけで、XMLデータを利用したAjaxアプリケーションを手軽に構築できます。JSON形式やCSV形式のデータの受信にも対応しています。 XHR