さまざまな「モノ」や「場所」などを識別するための、128ビットで表現された国際標準の固有識別番号のこと。物品番号はあらゆるモノの一つひとつについて割り当てる。場所番号は、緯度/経度/高度で指定される地点だけでなく、住所や地番、郵便番号、駅、バス停、倉庫の棚、コピー機の場所など、あらゆる場所に誰でも振れる。 ucodeは東京大学教授で工学博士の坂村健氏が所長を務める、YRPユビキタス・ネットワーキング研究所(YRP UNL)が開発した。ucode自体は単なる番号に過ぎないが、データベースと連携することで機器や場所の情報だけでなく、機器が備えるセンサーから収集したデータなどを、スマートフォンなどで表示できる。 YRP UNLと日本マイクロソフトは2014年7月に、ucodeとマイクロソフトのクラウドサービス「Azure」を連携し、オープンデータや各デバイスが収集したデータの統合から、ビッグデー
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