しかし、The New New Internet会議に出席した技術専門家のパネリストからは、企業顧客のニーズは大幅に異なるとの反対意見も出た。企業は本質的に、個人からなるコンシューマーよりも状況が複雑だというのだ。 Nexaweb Technologiesの最高経営責任者(CEO)のChristian Heidelberger氏は「消費者向けアプリケーションでは、必要とされるものが異なる。コンシューマー個々人が求めるのは、時間の節約と生産性の向上だ。これに対し、企業では集団としての生産性を向上させようとする」と述べた。Nexawebは、双方向的なグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を備えた、いわゆるリッチインターネットアプリケーションの構築ツールを開発する企業だ。 さらにパネリストたちは、企業は、すでに導入されている個々のアプリケーションをどう統合していくかという厄介な問題を抱え
![Web 2.0の流れは「消費者から企業へ」--進む「IT技術のコンシューマー化」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b2e7e8148382fd7b3dec79b2c199e08ace74193a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fmedia%2Fc%2F2012%2Fimages%2Flogo%2Flogo_ogp_1200.png)