Dec.18.2017 バールーフ・デ・スピノザは, オランダのレンズ磨き職人兼哲学者でした デカルト・ライプニッツと並ぶ 17世紀近世合理主義哲学者として知られ, 汎神論を貫いてユダヤ教やキリスト教とは 対立関係にありました 汎神論とは, 神=自然(人も含めた森羅万象)とし, 万物に神が内在すると考える立場です またカント・ヘーゲルらドイツ観念論や マルクスなど,その後の大陸哲学の系現代思想へ 多大な影響を与えた人物です 哲学畑の人たちからしますと,よく いぶし銀のような玄人受けする哲学者として 知られています 代表作『エチカ』では「精神の幾何学」を唱え, 人間の内面世界を幾何学の証明のように語っていく 独自の試みをしました 本日はこのスピノザの名言のいくつかを ご紹介したいと思います 『エチカ』の語源は 古代ギリシャ語で「倫理観」を表す単語です スピノザは哲学的命題の中でもとりわけ 倫
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