2012年2月8日のブックマーク (1件)

  • [当事者研究]自殺未遂とひきこもり、私の場合。第1回

    村岡 聡 群馬県当事者研究会ピアリンクメンバー。 21歳で自殺未遂、それから36歳までの15年間ひきこもる。 現在、41歳。 第1回(2回連載) 視線の先には縁側のある古い家が見える。自分の修行のために1週間、母の実家に泊まりにきた。小学校1年生、7歳の私はそこで誓った。 「なんでも自分で考え、判断する強い人間になろう」 モノトーンのはっきりした記憶。 * 私は母から、「わがまま、甘えん坊、神経質の引っ込み思案。そんなんじゃだめだよ」といつも言われていた。 たしかに私は、親戚の家に行っても挨拶もできない。前を向いて道を歩けない。そのうえみんなと一緒に集団登園するときは、いつも30mくらい先を歩いてしまう。ときどき後ろを振り向くと、みんながわいわいがやがやと楽しそうに歩いてくるのを見て、どこかほっとする。 遊びのときも一緒だ。いつの間にか輪から離れて座り、みんなを眺めてぼんやりしている。そう

    [当事者研究]自殺未遂とひきこもり、私の場合。第1回