日本マクドナルドホールディングスが迷走している。対応次第では“第2の雪印食品”や“第2の船場吉兆”になりかねない。 1月7日、マクドナルドは一連の異物混入問題に関する釈明会見を行った。青森県三沢市の店舗で販売された「チキンマックナゲット」に異物が混入した問題、東京都江東区の店舗で発生したナゲットにビニール片が混入した問題、福島県郡山市の店舗で発生した「サンデーチョコレート」にプラスチック片が混入した問題、そして大阪府河内長野市の店舗でヒトの歯が「ビックマックセット」の「フライポテト」に混入していた問題など4件について報告された。 会見を開いた理由について、同社広報担当者は次のように説明する。 「1月5日にメディアなどから三沢店で販売したナゲットの件で問い合わせが殺到し、さらに他の店舗での異物混入問題などに関する事実確認なども急増した。そこで異物混入問題で心配や懸念を感じている消費者にお詫び