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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (9)

  • 第85回 一目瞭然! 通勤時間と睡眠時間を比べて分かること

    トリ君、ヒツジ君、明けましてオメデトウ! この連載が始まって4回目のお正月を迎えました。年もヨロシクね。 こちらこそよろしくお願いしまーす! それにしても、連載が始まって足かけ4年ですか……月日が経つのは早いな。 以前は2週おきに連載していたのに、最近は掲載間隔が開くことが多いので、そろそろネタ切れで連載も終了なんじゃないかとヒツジと心配してたんだぞー。ウチらの干支も終わったし、お役御免かな……って。 昨年は流行語大賞に「睡眠負債」がノミネートされるなど一般の関心も高まっているのに、やめちゃうんですか? いやー、ネタはたくさんあるんだけど、最近仕事が立て込んでどうにもならず、担当編集者のSさんに泣きついてペースを落としていたんだよ(汗) 私も仕事が忙しくなって時間が足りなくなると、ついつい睡眠を削ってしまうけど、「睡眠時間は生活時間の中の固定費です」と主張している手前、睡眠不足でダウンす

    第85回 一目瞭然! 通勤時間と睡眠時間を比べて分かること
  • 【動画】珍しい!全身真っ白なキリンの親子

    8月初旬、極めて珍しい、全身が真っ白なキリンの母親と赤ちゃんがケニアの保護区で確認された。発見者は、アフリカのアンテロープ(レイヨウ)の1種「ヒロラ」の保護活動を行うヒロラ保護プログラムのパトロール隊員だ。彼らが最近YouTubeに投稿した白いキリンの動画はたちまち世界中に拡散し、人々はその神々しいまでの白さに目を見張った。(参考記事:「アフリカのレイヨウ「ヒロラ」全滅危機」) ネットでは、このキリンはアルビノではとの声が多く挙がったが、実際はアルビノではなく白変種のようである。白変種では、皮膚の細胞は色素を作ることができないが、その他の器官(目など)は色素を作ることができる。これに対してアルビノでは、すべての器官で色素を作り出すことができないため、アルビノの動物はしばしばピンク色の目をしている。(参考記事:「アルビノ 白い肌に生まれて」) 白変種の動物は珍しいが、まったく知られていないわ

    【動画】珍しい!全身真っ白なキリンの親子
    tsuwamono5
    tsuwamono5 2017/09/16
    キリン同士ではどういう認識なんだろう
  • 熱帯のヒカリボヤ、北太平洋で大発生、前代未聞

    前例のない高温が3年続いた米国西海岸沿いの海は、2017年にようやく元の水温に戻った。エビのような太ったオキアミが戻ってきて、再びサケのごちそうとなっている。飢えて痩せこけたアシカなどの海洋哺乳類が、海岸に打ち上げられることもなくなった。物事は正常な状態に戻りつつあるように見えた。(参考記事:「太平洋 大量死をもたらした不吉な暖水塊」) そのとき、彼らは現れた。 始まりは今年の春だ。クラゲのような奇妙な海中生物が無数に発生した。原始的な姿で、光を放ち、なかには長さ60センチを超えるものもいる。これが調査用の網をだめにし、釣り針に掛かり、西海岸の浜に怒濤のごとく押し寄せ始める。

    熱帯のヒカリボヤ、北太平洋で大発生、前代未聞
  • 渡辺佑基 バイオロギングで海洋動物の真の姿に迫る

    北極海の世界一のろい魚であるニシオンデンザメから南極のアデリーペンギンまで、「バイオロギング」という手法を駆使して、海の動物たちの自然な姿をまるで魔法のように次々と解き明かしてゆく渡辺佑基さん。クロマグロの平均スピードは時速7キロ。マンボウの泳ぎ方はペンギンそっくりだった。ペンギンは1時間に160回もエサを捕まえるなど、対象とする生きものとその生態は多岐にわたる。2011年には学術分野全般で優れた実績を積み上げた人に贈られる山崎賞を受賞。2014年は『ペンギンが教えてくれた物理のはなし』で毎日出版文化賞を受賞し、活躍の場をますます広げている。 1978年生まれ。国立極地研究所生物圏研究グループ助教。 掲載号 ナショナル ジオグラフィック日版2015年5月号特集「『バイオロギング』で迫る海洋動物の素顔」で渡辺佑基さんの取り組みを特集しています。 特集の内容を見る

    渡辺佑基 バイオロギングで海洋動物の真の姿に迫る
  • 森 | ナショナル ジオグラフィック日本版サイト

    世界の森は、毎年5万km2ほど減っています。それは生物多様性の国、コスタリカと同じくらいの広さ、日で言うなら九州と北海道の間くらいの広さに相当します。それだけの森が、伐採によって農地に転用されたり燃料になったり、あとは森林火災などで減っているのです。 いっぽう日の森は、ほとんど減ってはいませんが、高齢化した森、特に人工の森が手入れされずに放置されたままになり、さまざまな問題を引き起こしています。 このWeb特集「森」では、『ナショナル ジオグラフィック日版』に掲載された森についての特集をはじめ、世界の森と日の森の両方に光を当て、私たちと森のサステイナブルな関係、これからの付き合い方を考えます。

  • 冥王星、氷が絶えずわき上がる意外な地質運動が判明

    NASAの探査機ニュー・ホライズンズが冥王星の帯状の領域を最高の分解能で撮影した画像。(NASA/JHUAPL/SWRI) 冥王星で最も目立つ、明るいハート形の領域「スプートニク平原」は、地質学的に「生きている」ことが明らかになった。 『ネイチャー』6月2日号に発表された2の論文では、スプートニク平原の下にある氷の対流が、その表面をたえず新たに覆い直し、多角形のパターンを作り出しているという発見が報告されている。 一見穏やかそうな平原の西半分では、比較的温度の高い窒素の氷が、下からたえずわき上がってきている。新たに表面に到達した氷は横に広がり、クレーターやその他の痕跡を消し去り、この領域を若々しく保っている。 スプートニク平原に見られる多角形のパターンも、わき上がってきた氷が作り出している。その形は、氷床のゆっくりした動きとともに変化していくと考えられる。 米ワシントン大学のビル・マッキ

    冥王星、氷が絶えずわき上がる意外な地質運動が判明
  • 北極点がヨーロッパ方向へ急移動と研究発表

    2002年に崩壊した南極のラーセンB棚氷。世界中で同様の現象が起こっており、地球の質量再分配をもたらしている。(PHOTOGRAPHS BY NASA EARTH OBSERVATORY) 北極点を見つけるには、北へ向かえばいい。ただし、少々注意が必要だ。今、地球の北極点は、着々とヨーロッパ方向に動いているのだ。 4月8日付「Science Advances」に発表された論文によると、近年この「極移動」が急激になりつつあり、その原因は気候変動にあるという。気候変動と極移動の関係が明らかになれば、氷床の融解や干ばつについての今後の研究、予測に大きな影響を与えそうだ。 「劇的な変化」 地球は、巨大なコマのように地軸を中心に自転している。この目に見えない地軸と地表の交点を、北の自転極と南の自転極と呼ぶ。地軸に対する自転のブレにより、これらの2点はおおむね10年のサイクルで移動する(この動きは、磁

    北極点がヨーロッパ方向へ急移動と研究発表
  • 10年で世界の魚の数を回復できる、研究報告

    このオナガザメのように、来漁獲対象でない魚が網にかかってしまうことは、世界中の漁業者にとって頭の痛い問題となっている。(Photograph by Brian Skerry, National Geographic Creative) 長らく減り続けている世界の魚の生息数が、わずか10年で回復でき、同時に漁業者の収入も増えるとする論文が、学術誌『米国科学アカデミー紀要(PNAS)』に発表された。(参考記事:「クロマグロ 乱獲の果てに」) 方策は、漁獲の権利を割り当てる制度をより多くの国々で導入すること。すでに米国や中米ベリーズなどいくつかの国で効果を上げているやり方だ。「私は長い間、漁業問題に携わってきましたが、これほど画期的な結果が出るとは思ってもみませんでした」と、論文の共著者で環境保護団体「エンバイロンメンタル・ディフェンス・ファンド」に所属する漁業科学者のアマンダ・リーランド氏は

    10年で世界の魚の数を回復できる、研究報告
  • 第4回 なぜ霊長類はまた3色型色覚を獲得したのか

    霊長類は教科書的に言っても、視覚の動物であるというふうに昔から言われている。発達した視覚システムが霊長類の大きな特徴だ、と。 眼球が正面を向いていて立体視ができるとか、視細胞の密度が高くて、空間解像度が高い(デジカメでいうと、画素が多い)とか、さらには3色型色覚。 前回は、魚類の色覚の話で、ゼブラフィッシュは4色型色覚を持つのみならず、水面方向と正面や水底方向で、網膜上に違うセンサーのセットを持っていることを知った。

    第4回 なぜ霊長類はまた3色型色覚を獲得したのか
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