乳がんに関するtsuyu-kusaのブックマーク (44)

  • 乳がん治療の記録【44】シバリング(全身麻酔後の体の震え)について - 考えるつゆくさ

    手術は室温の低い部屋で行われているそうです。患者は裸なので、どうしても体は冷えてしまいます。特に足や手などの末梢は冷たくなりやすいです。来なら体が冷えると自身の体温調節機能が働きますが、全身麻酔によりその機能は停止中。 なので手術が終わると、体は元の体温に戻そうとして一気に奮闘し出します。体を震えさせることで発熱させようとします。発熱させると酸素もそれだけ必要になるので、呼吸が苦しくなります。 シバリングが起こっている時にかけられた電気毛布は暑く感じましたが、やはり必要なアイテムのようです。すごく暑いけれど、すごく寒い。それはそのせいなのです。 もともと冷え性な人、特に抹消が冷えやすい人、また、乗り物酔いしやすい人、そして女性のほうがこういった麻酔後の反応が出やすいとのこと。私は全て該当・・・。 朝日のまぶしさに目を開けると手術が終わっていた、というのはドラマの話のようです。同性の友人

    乳がん治療の記録【44】シバリング(全身麻酔後の体の震え)について - 考えるつゆくさ
    tsuyu-kusa
    tsuyu-kusa 2021/10/29
    もともと冷え性な人、特に抹消が冷えやすい人、また、乗り物酔いしやすい人、そして女性のほうがこういった麻酔後の反応が出やすいとのこと。
  • 乳がん治療の記録【43】立つ、そして食べる - 考えるつゆくさ

    早朝、まだ暗かったのですが、懐中電灯を持った看護師さんが来て下さり、カテーテルがはずれました。私をベッドに拘束するものがやっととれました。 看護師さんに支えられながら、ゆっくりと起き上がりました。18時間ぶりに立ちます。余裕で立てました。朝はおかゆです。36時間ぶりの事です。 隣のベッドのMさんと昨夜について、「腰が痛かったですね」「寝返りもできずしんどかったですね」と気持ちを分かち合いました。隣室のSさんにも廊下でお会いし、「長い夜でしたね」と言うと、深くうなずいておられました。 午後には点滴もはずれました。管がささっていたところが小さなあざになっていましたが、Mさんは大きなあざになっていました。「これをさした麻酔科の先生がチャラくて、さすのも下手だった」らしいです。どれくらいチャラかったのか気になります。 朝がゆ

    乳がん治療の記録【43】立つ、そして食べる - 考えるつゆくさ
    tsuyu-kusa
    tsuyu-kusa 2021/10/29
    36時間ぶりの食事です。
  • 乳がん治療の記録【42】絶対安静の長い長い夜 - 考えるつゆくさ

    手術が終わったのは夕方で、これから絶対安静の夜が始まります。寝返りすらできません。精神的にもつらいけれど、腰も痛くなるし背中も凝るしで身体的にもとてもつらいです。寝たきりの生活というのはこうことなのだなと身をもって知りました。 隣のベッドのMさんの「痛い~」「は~」というつぶやきが断続的に聞こえます。けれど寝息も聞こえます。私は一睡もできませんでした。 2時間おきに看護師さんが様子を見に来て、点滴を変えたりして下さります。忘れずに来て下さるのがありがたいです。点滴は吐き気止め、痛み止め、抗菌剤、栄養剤などを次々としているとのこと。これだけしたらお小水がすごそうですが、カテーテルなるもので自動排出されているらしいです。 ウォークマンでラジオを聴きました。いっぱいつながれている管にイヤホンのコードがからみます。無線にするべきだったか・・・。ラジオを聴きながら、あと何時間で朝になるかを逆算しなが

    乳がん治療の記録【42】絶対安静の長い長い夜 - 考えるつゆくさ
    tsuyu-kusa
    tsuyu-kusa 2021/10/29
    動けるってありがたい、寝返りできることすら尊い。そんなあたりまえのことを知った長い長い夜でした。
  • 乳がん治療の記録【41】不安を感じさせる呪い - 考えるつゆくさ

    手術後のシバリング(全身の震え)もおさまってきたものの、心はパニックのままでした。 そうだ、私はもともとメンタルが弱かった・・・。いくつもの管でつながれてベッドに拘束されていることにも不安を感じ始めました。 火事や地震やテロが起きたらどうしよう・・・。殺人鬼が来たらひとたまりもないよね・・・。無理に走ったら傷口はどうなってしまうの・・・。また過呼吸が起こりそう・・・。 巡回にいらした看護師さんに弱々しい声で不安を伝えました。「大丈夫ですよ」と看護師さんはおっしゃりました。少しあきれているようでしたが、確信のある「大丈夫ですよ」に、大丈夫な気がして落ち着いてきました。 もし母親が、幼いころから私に「大丈夫だよ」と言ってくれる人だったら、私はこんなに不安を感じやすい人にはならなかったのではないかとよく思います。「どうなるかわからないよ!」「どうせだめになる!」と醜い顔で脅してばかりの母親だった

    乳がん治療の記録【41】不安を感じさせる呪い - 考えるつゆくさ
    tsuyu-kusa
    tsuyu-kusa 2021/10/13
    母親がなぜ呪いのようにネガティブな言葉ばかりを浴びせかけたのか、大人になった今も、私はずっとずっと考えています。
  • 乳がん治療の記録【40】手術直後/シバリング - 考えるつゆくさ

    乳がんの全摘手術の麻酔から覚めて最初に感じたことは「気持ち悪い」でした。そして見えたものは、乗せられたストレッチャーから見上げた先生方のお顔でした。 「気持ち悪い・・・」としぼりだすように言いました。ストレッチャーで右に左に走らされるとさらに酔います。「病室で吐き気止めの点滴をしますからね」と聞こえました。「シバリングが起きてる」という声も。 シバリング?体がすごい震えているけど、もしかしてこれがシバリング?英語で表記すると・・・Shivering?あぁ、きっとそうだ。たしかにShiverしてる、ひどくShiverしてる・・・。 電気毛布をかけられました。暑い!でも全身が冷えきっていて震えます。寒い!どっち?? 呼吸が苦しくて、汗がとまりません。酸素マスクがつけられました。手足がガタガタと揺れ、歯はカタカタと音が鳴ります。パニックです。そしてなにより気持ちが悪い。去ろうとする看護師さんに「

    乳がん治療の記録【40】手術直後/シバリング - 考えるつゆくさ
    tsuyu-kusa
    tsuyu-kusa 2021/10/13
    「シバリングが起きてる」
  • 乳がん治療の記録【39】左乳房全摘手術 - 考えるつゆくさ

    同室のMさんが私よりも先に手術です。Mさんは昨日も今朝もとてものんびり構えていらしたのに、手術に呼ばれる5分前になって急に「どうしよう!緊張してきちゃった!」とあわて出したのがちょっと可笑しかったです。「がんばって!」とお見送りしました。 知人・友人たちからLINEが届きます。この病院の方向に向かって祈りを送ってくれているそうです。私はそれらをキャッチしました。 看護師さんが迎えに来て下さり、徒歩で手術室へ向かいました。手術室は機械がいっぱいあって、近未来の宇宙船内のようでした。 なまぬるい台の上に横たわりました。ゼリーのような柔らかい輪っかの枕に頭を乗せました。右手に点滴が刺され、麻酔科の先生がもくもくと煙が出るマスクを口の前にかざすと・・・意識がなくなりました。 と思いきや、ふと、また意識が戻りました。数人の先生方が青い手袋や手術着を身に付けているところでした。「み、見えているんですけ

    乳がん治療の記録【39】左乳房全摘手術 - 考えるつゆくさ
    tsuyu-kusa
    tsuyu-kusa 2021/10/13
    看護師さんが迎えに来て下さり、徒歩で手術室へ向かいました。
  • 乳がん治療の記録【38】手術当日の女子会 - 考えるつゆくさ

    今日は手術です。さようなら、左胸。寂しいです。44年間いっしょに生きてきたので。でもここにがんがあるのはもっと嫌です。 500mlのペットボトルの経口補水液を2渡されました。今日の事はこれのみです。 同室の4人と病室の中心に集まっておしゃべりしました。60代のDさんは今日退院されます。同じ日に手術を受けた方々はすでに退院され、ひとりだけ入院が長引かれていたそうです。手術した箇所には血液やリンパ液などを排水するために管(ドレーン)がさされるのですが、その排水がなかなか終わらなかったのだそうです。 Kさんが「ドレーンの量は胸の大きさに比例するようですよ」とおっしゃっていて、たしかにDさんは胸が大きい方でした。「じゃあ、私は胸が小さいからすぐ終わる!」「私も!」「私もだ!」などと言ったりして、みんなで笑いました。 Dさんが退院されると、次にNさんという20代の女性が入院して来られました。手術

    乳がん治療の記録【38】手術当日の女子会 - 考えるつゆくさ
    tsuyu-kusa
    tsuyu-kusa 2021/10/13
    「乳がんになる人は優しくてかわいらしくていい人ばかりなんだわ」と自分に都合良く定義づけをしてみました。
  • 乳がん治療の記録【37】全身麻酔とはそういうもの - 考えるつゆくさ

    Kさんが手術を終えて戻って来ました。数時間前まで明るくしゃべっていたのに、意識朦朧としてベッドに横たわってぐったりしていました。 のどが渇いていないかな、気持ち悪くないかな、痛くないかな、と心配になりました。全摘をした胸を見たらどう思うかな、とも・・・。 Kさんは今晩は絶対安静で、ベッドから一歩も動けないばかりか、寝返りもほとんどできない状態です。つらかろう・・・と胸が痛くなりました。とはいえ明日はわが身。また気持ちが落ち込んできました。 お医者さんをしている友人から「全身麻酔ってそういうものだし、そのほうが体は楽なんだよ」とLINEが届きました。たしかにそうなのかも。そしてKさんは少しずつおしゃべりができるようになってきました。ほっとしました。 就寝時間は9時です。眠れません。窓際のベッドでしたので、ブラインドの隙間から月が見えました。深夜ラジオを聴いて、早朝ラジオも聴いて、少しだけうと

    乳がん治療の記録【37】全身麻酔とはそういうもの - 考えるつゆくさ
    tsuyu-kusa
    tsuyu-kusa 2021/10/09
    お医者さんをしている友人から「全身麻酔ってそういうものだし、そのほうが体は楽なんだよ」とLINEが届きました。
  • 乳がん治療の記録【36】かっこいい核医学検査 - 考えるつゆくさ

    同室のKさんが手術へ行かれます。看護師さんといっしょに徒歩で向かいます。医療系ドラマでよく見るようなストレッチャーで運ばれるかんじではないようです。「がんばって!」とKさんのお見送りをしました。 核医学検査室にまた行き、大きな機械の下に横たわりました。3時間前に注射した、放射線を発する薬が流れ着いた先を写せるカメラで撮影します。これでリンパ節の位置が特定できるなんて、“核医学検査”というのは名前も内容もかっこいいです。関係ありませんが、撮影技師のお兄さんもかっこよかったです。 ちなみにその放射線を発する薬は自然に体外へ排出されるそうですし、そもそも明日の手術で、流れ着いた先のリンパ節は切り取られます。 リンパ節の位置を特定

    乳がん治療の記録【36】かっこいい核医学検査 - 考えるつゆくさ
    tsuyu-kusa
    tsuyu-kusa 2021/10/09
    リンパ節の位置が特定できるなんて、“核医学検査”というのは名前も内容もかっこいいです。
  • 乳がん治療の記録【35】生検のための痛い注射 - 考えるつゆくさ

    同じ明日手術のMさんとセンチネルパネル生検(リンパ節に転移があるかどうかを調べる検査)のための注射を受けに、核医学検査室なるかっこいい名前の検査室へ行きました。 この注射の薬は微量の放射線を発する物質で、それらが目的地であるリンパ節に3時間後くらいに流れ着くのだそうです。その時にまたこの検査室に来て、放射線をとらえるカメラで撮影をし、薬の位置、すなわちリンパ節の位置を特定するとのこと。“核医学検査”とはその薬を使った検査のことをさすようです。 しかし、その注射が非常に痛いと聞いています。乳輪に痛み止めの絆創膏を貼り、そこにさすらしいのですが、2、3秒とは言え、怖くて怖くてたまりません。でもMさんといっしょだから怖さは半減。さらに同じく明日手術の隣室のSさんという方も合流されたので3分の1です。 Mさんが「私が最初に行く!」と勇ましく検査室へ行かれました。Sさんと二人で廊下の椅子で待っている

    乳がん治療の記録【35】生検のための痛い注射 - 考えるつゆくさ
    tsuyu-kusa
    tsuyu-kusa 2021/10/09
    センチネルパネル生検(リンパ節に転移があるかどうかを調べる検査)のための注射を受けに、核医学検査室なるかっこいい名前の検査室へ行きました。
  • 乳がん治療の記録【34】乳がんに対するリアクションの違い - 考えるつゆくさ

    同室の向かいのベッドのKさんとご挨拶をしました。少し年上の同じ40代で、数時間後にもう手術なのだそうです。 「怖くないですか」と聞いたら、「うーん、そうでもないんだよねー」とおっしゃいました。「乳がんと知った時、ショックじゃなかったですか」と聞いたら、「うーん、そうでもないんだよねー」とおっしゃいました。 Kさんは石灰化があると15年間言われ続けていて、2年ぶりに受けた今年の検診で1㎝のしこりが見つかったそうです。私と同じ全摘手術をされます。 私が入院したすぐ後に来られたMさんは50代。手術は私と同じ明日で、非浸潤がんで同じく全摘手術だそうだ。 「怖くないですか」と聞いたら、「うーん、私よくわからないんだよねー」とおっしゃいました。「乳がんって知った時、ショックじゃなかったですか」と聞いたら、「うーん、私よくわからないんだよねー」とおっしゃいました。 あれれ?なんだかお二人とも私のような悲

    乳がん治療の記録【34】乳がんに対するリアクションの違い - 考えるつゆくさ
    tsuyu-kusa
    tsuyu-kusa 2021/10/09
    なんだかお二人とも私のような悲壮感がない・・・
  • 乳がん治療の記録【33】入院当日/血液型について - 考えるつゆくさ

    入院の日の朝。不安で一睡もできないまま病院へ。受付で10万円の預り金を払いました。退院時、ここから入院・手術費を引いたおつりが戻ってくるというシステムになっています。そして教えられた番号の病室へ。 病室には4つのベッドがありました。そのうち2つのベッドのカーテンが閉まっていて、中には人がおられるようでした。 看護師さんが来られ、リストバンドを渡されました。そこには私の名前と血液型が書かれていました。血液型には“AB型”と書いてありました。 「私、B型なんですが・・・」「え?血液検査ではAB型と出ていますよ?」「え・・・。取り違えでは・・・?」 急遽、再度採血して検査していただくと・・・AB型でした。疑ってしまって申し訳なかったです。 40年以上にわたってB型と思いこんで生きてきたので、アイデンティティが揺らぎました。「ほんとマイペースなB型だよね~」「さすがB型。仲間!」などと友人たちに言

    乳がん治療の記録【33】入院当日/血液型について - 考えるつゆくさ
    tsuyu-kusa
    tsuyu-kusa 2021/10/04
    血液型は不明のまま生きていてもなんら問題ないそうです。
  • 乳がん治療の記録【32】人は優しい - 考えるつゆくさ

    友人や知人の励ましやお祈りは心をあたたかくしてくれました。神社にお参りしてくれたり、招きを奉納してくださったり、体にいいべ物やDVDなんかを送ってくれたり、ありがたいです。「大丈夫」「あなたは強い人」「待ってるよ」という希望の言葉も、力が湧き出る魔法です。 「入退院に付き添いしようか」なんて、遠方に住んでいるのに言ってくれる方もいたりして、「なんて優しいんだぁ~」と声に出して泣きました(でもタクシーで行き帰りできるので「ありがとう、大丈夫」と言いました)。私もだれかのそういう時にはさっと手を差し伸べられる人になりたいと思いました。入院や手術の不安や心細さをやっと実感できたので。 悩んだり疑問があった時にはネットで質問をしました。皆さんとても親切丁寧に答えて下さりました。同じ非浸潤がんの方、明日手術の方、治療を終えてアドバイザーとして活動なさっている方などに共感していただいたり、共にがん

    乳がん治療の記録【32】人は優しい - 考えるつゆくさ
    tsuyu-kusa
    tsuyu-kusa 2021/04/27
    罵詈雑言を吐く人もいるのでしょうが、とても誠実で優しい人もいるのがよくわかりました。
  • 乳がん治療の記録【31】たくさんの書類とサイン - 考えるつゆくさ

    治療、入院や手術には、たくさんの書類にサインをするものなんだと知りました。 検査結果ごとに「説明を受けました」のサイン、治療の計画書に「承知しました」のサイン、入院証書に「入院します」のサイン、手術同意書に「同意しました」のサイン。 他にも、麻酔をすることへの同意、輸血するかもの同意、手術中や手術後に動けないからエコノミー症候群になるかもしれないけど専用のストッキングを履くなどの対策をしてもらいますよの同意のサインなど。 こういうのを履く また、仕事や家族構成、病歴、緊急連絡先などの患者の情報を記す書類もいろいろ書きます。 これだけの書類に目を通してサインをするとなると、高齢になったり認知症になったりしたら、なかなか難しそうだなと感じました。まあ、その時はその時で、誰かしらが代理をして下さるのだろうとひとまず楽観的に考えました。

    乳がん治療の記録【31】たくさんの書類とサイン - 考えるつゆくさ
    tsuyu-kusa
    tsuyu-kusa 2021/04/24
    治療、入院や手術には、たくさんの書類にサインをする。
  • 乳がん治療の記録【30】レトルト食品を買っておく - 考えるつゆくさ

    退院の時には身のまわりのことは自分でだいたいできる状態だそうです。 だいたいとは・・・? 重い荷物を持ったり、重いフライパンを振ったりするのはよくないとは聞きました。買物や調理がどの程度できるのかよくわからないので、念のため、レトルトやインスタントの品をいろいろとネットで注文しました。 カルディでカレーパスタのソース、野菜ジュースやお湯を注ぐだけのスープなどを買いました。無印良品には「ごはんにかけるシリーズ」というのがあって、文字通りごはんにかけるだけでよいサムゲタンやガパオや牛すじのぼっかけなども買いました。べ物以外にも洗剤やボディーソープなど重いものも多めに買いおきしました。 退院後にもし体が痛かったりしんどかったりしても、一ヶ月くらいはなんとか生きていく目途はつきました。 かけるだけ

    乳がん治療の記録【30】レトルト食品を買っておく - 考えるつゆくさ
    tsuyu-kusa
    tsuyu-kusa 2021/04/19
    入院前にレトルトやインスタントの食品をいろいろとネットで注文しました。
  • 乳がん治療の記録【29】入院準備/持ち物リスト - 考えるつゆくさ

    入院の経験者は友人知人にも多く、「消灯が10時だから体を慣らしておいたほうがいいよ」とか「キンドルがあると便利だよ」とか「ぬり絵は意外と騒音」「私はイラストロジックをしてた」などいろいろ教えてもらいました。 持ちものリストをメモしておきたいと思います。ちなみにパジャマやタオルは一日数百円でレンタルできる病院が多いようです。 ・スマホ ・キンドル ・ラジオ ・イヤホン ・充電のためのケーブル ・メモ帳 ・ペン ・下着 ・寒い時に羽織るもの ・くつ下 ・病院内を歩く時のくつ ・ボディソープ ・シャンプー ・リンス ・洗顔フォーム ・体を洗うタオル ・これらの洗面用具を持ち運ぶ入れ物(私は浴用桶にしました) ・歯ブラシ ・歯磨き粉 ・うがい用コップ ・鏡 ・ブラシ ・保湿剤など ・マスク ・カイロ ・ティッシュ ・ウェットティッシュ ・ナプキン ・ポリ袋(ごみ袋や小物入れなどに便利) ・ストロー

    乳がん治療の記録【29】入院準備/持ち物リスト - 考えるつゆくさ
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    tsuyu-kusa 2021/04/15
    持ちものリストをメモしておきたいと思います。
  • 乳がん治療の記録【28】センチネルリンパ節生検とは - 考えるつゆくさ

    入院の10日前に“オペオリ”(オペのオリエンテーション)なるものをします。“非浸潤がんにより左胸を全摘する手術をする”ということを先生と再確認し、手術の方法についても図にしながら教えてもらいます。 「こんなふうに乳頭をくり抜いて、そこから乳房の中の乳腺を全て取り除きます」 こわいこわいこわい・・・。 「リンパ節も数個切除しますので、腋の下のほうも切ります。手術前にセンチネルリンパ節の位置を調べるため、少し痛い注射を打ちます」 いやだいやだいやだ・・・。 早期の乳がんでも必須でリンパ節を数個切除します。“センチネルリンパ節生検”というものを行うためです。乳がんの場合、最初に転移するのが付近にあるセンチネルリンパ節というリンパ節と考えられています。それに転移があるかどうかを手術中に切り取って調べる検査です。 センチネルリンパ節を探せ 転移がなければそのまま傷口を閉じ、転移があったら周辺のリンパ

    乳がん治療の記録【28】センチネルリンパ節生検とは - 考えるつゆくさ
  • 乳がん治療の記録【27】周術期は赤点 - 考えるつゆくさ

    お医者さんをしている友人に、手術の前後を“周術期”と呼ぶことと、周術期は特別に心穏やかにして、事も睡眠もしっかりとって体調をととのえることが大事と教えてもらいました。 にもかかわらず、私はうつっぽくなっていました。「どの死に方が一番いいかな・・・。やっぱり樹海かな・・・」のように考え始めたらよからぬしるしだと、過去のうつ病の経験からわかります。 そしてべられなくなり眠れなくなりました。りんごしかべられない日もありました。寝つきも悪く、やっと眠れても、病院内を悲しい気持ちでうろうろしている夢なんかを見ます。 眠れない時はラジオをつけました。オードリーや星野源、南キャンの山ちゃんの笑い声なんかを聴いていると不安が少し消えます。入院中もラジオが聴けたらいいなと思い、イヤホンで聴ける小さいラジオを買うことにしました。 大きな病院では、がん患者の心のケアするための診療科(「精神腫瘍科」もしくは

    乳がん治療の記録【27】周術期は赤点 - 考えるつゆくさ
    tsuyu-kusa
    tsuyu-kusa 2021/04/05
    手術の前後を“周術期”と呼びます。
  • 乳がん治療の記録【26】乳がん治療の先進医療とは - 考えるつゆくさ

    全摘手術をしないですむ方法は当にないのかと模索する中で、先進医療についても調べました。 先進医療とは、最先端の医療のうち、国によって認められたものです。しかし標準治療とは違って効果は確実とは言いきれず、また保険がきかないため高額です。がん保険でお金をいくらかいただける場合もあります。 残念ながら私の非浸潤がんに合う先進医療は見つかりませんでした。しかし、しこりのあるタイプの乳がんならいくつかあるらしく、メモしておきたいと思います。 まずは乳房に針をさし、ラジオ波という電磁波を当ててがんを焼き切るラジオ波熱焼灼(しょうしゃく)療法です。 がん細胞を狙い撃ち 放射線の一種を使う陽子線治療は非浸潤がんにもききますが、狭い範囲のみです。ちなみに治療費は300万円くらいだそうです。高い! 同じく放射線の一種を使う重粒子線治療はしこりのあるタイプのみで、治療費はさらに高いそうです。 先進医療ではない

    乳がん治療の記録【26】乳がん治療の先進医療とは - 考えるつゆくさ
    tsuyu-kusa
    tsuyu-kusa 2021/04/03
    先進医療とは、最先端の医療のうち、国によって認められたものです。
  • 乳がん治療の記録【25】早期がんのパラドックス - 考えるつゆくさ

    入院・手術が近づいてきても、私の中ではまだ「なぜ毎年検診を受けて早期の非浸潤がんで見つかったのに全摘なんだろう」という思いは消えませんでした。 改めて、乳がんについてまとめますと、がんというのは増えることが止まらない細胞です。そしていろんな臓器をだめにしていきます。 そして、乳がんのほとんどは乳管から発生しますが、乳管の中だけで増え続けるぶんにはさほど問題はありません。これが非浸潤がんの状態です。寿命をまっとうされた女性の乳房を調べると、非浸潤がんがあることは少なくないそうです。 だから放っておいてもいいのではないかとも思ってしまいます。しかし、乳管の壁を破ったら、がん細胞が血管やリンパに入り込み、流れ流れて他の臓器や骨などに転移することも可能になります。 左が乳管の中にがん細胞がとどまっている状態で、右が乳管の壁を破った状態 非浸潤がんが乳管の壁をいつ破るかは誰にも予測できません。20年

    乳がん治療の記録【25】早期がんのパラドックス - 考えるつゆくさ
    tsuyu-kusa
    tsuyu-kusa 2021/03/28
    「なぜ早期がんなのに全摘なんだろう」