2021年10月29日のブックマーク (3件)

  • 乳がん治療の記録【44】シバリング(全身麻酔後の体の震え)について - 考えるつゆくさ

    手術は室温の低い部屋で行われているそうです。患者は裸なので、どうしても体は冷えてしまいます。特に足や手などの末梢は冷たくなりやすいです。来なら体が冷えると自身の体温調節機能が働きますが、全身麻酔によりその機能は停止中。 なので手術が終わると、体は元の体温に戻そうとして一気に奮闘し出します。体を震えさせることで発熱させようとします。発熱させると酸素もそれだけ必要になるので、呼吸が苦しくなります。 シバリングが起こっている時にかけられた電気毛布は暑く感じましたが、やはり必要なアイテムのようです。すごく暑いけれど、すごく寒い。それはそのせいなのです。 もともと冷え性な人、特に抹消が冷えやすい人、また、乗り物酔いしやすい人、そして女性のほうがこういった麻酔後の反応が出やすいとのこと。私は全て該当・・・。 朝日のまぶしさに目を開けると手術が終わっていた、というのはドラマの話のようです。同性の友人

    乳がん治療の記録【44】シバリング(全身麻酔後の体の震え)について - 考えるつゆくさ
    tsuyu-kusa
    tsuyu-kusa 2021/10/29
    もともと冷え性な人、特に抹消が冷えやすい人、また、乗り物酔いしやすい人、そして女性のほうがこういった麻酔後の反応が出やすいとのこと。
  • 乳がん治療の記録【43】立つ、そして食べる - 考えるつゆくさ

    早朝、まだ暗かったのですが、懐中電灯を持った看護師さんが来て下さり、カテーテルがはずれました。私をベッドに拘束するものがやっととれました。 看護師さんに支えられながら、ゆっくりと起き上がりました。18時間ぶりに立ちます。余裕で立てました。朝はおかゆです。36時間ぶりの事です。 隣のベッドのMさんと昨夜について、「腰が痛かったですね」「寝返りもできずしんどかったですね」と気持ちを分かち合いました。隣室のSさんにも廊下でお会いし、「長い夜でしたね」と言うと、深くうなずいておられました。 午後には点滴もはずれました。管がささっていたところが小さなあざになっていましたが、Mさんは大きなあざになっていました。「これをさした麻酔科の先生がチャラくて、さすのも下手だった」らしいです。どれくらいチャラかったのか気になります。 朝がゆ

    乳がん治療の記録【43】立つ、そして食べる - 考えるつゆくさ
    tsuyu-kusa
    tsuyu-kusa 2021/10/29
    36時間ぶりの食事です。
  • 乳がん治療の記録【42】絶対安静の長い長い夜 - 考えるつゆくさ

    手術が終わったのは夕方で、これから絶対安静の夜が始まります。寝返りすらできません。精神的にもつらいけれど、腰も痛くなるし背中も凝るしで身体的にもとてもつらいです。寝たきりの生活というのはこうことなのだなと身をもって知りました。 隣のベッドのMさんの「痛い~」「は~」というつぶやきが断続的に聞こえます。けれど寝息も聞こえます。私は一睡もできませんでした。 2時間おきに看護師さんが様子を見に来て、点滴を変えたりして下さります。忘れずに来て下さるのがありがたいです。点滴は吐き気止め、痛み止め、抗菌剤、栄養剤などを次々としているとのこと。これだけしたらお小水がすごそうですが、カテーテルなるもので自動排出されているらしいです。 ウォークマンでラジオを聴きました。いっぱいつながれている管にイヤホンのコードがからみます。無線にするべきだったか・・・。ラジオを聴きながら、あと何時間で朝になるかを逆算しなが

    乳がん治療の記録【42】絶対安静の長い長い夜 - 考えるつゆくさ
    tsuyu-kusa
    tsuyu-kusa 2021/10/29
    動けるってありがたい、寝返りできることすら尊い。そんなあたりまえのことを知った長い長い夜でした。