ソフトウェア工学の標準的なカリキュラムにソースコードの読み方というのがあるのかないのか知らないが、プログラマとして最も重要な資質の一つにコードの読解力というのがある。 ついでに言えば、大学や専門学校であまり教えられているとはいえないけど、実践では常に必要とされているものとして、テストの方法論、デバッグの方法論、性能向上の方法論、メモリなど各種資源の削減方法論などなどがある。国際化、移植性なども重要な単元であるがソフトウェア工学の中で教授されていると言う話はあまり聞かない。コードのハック一般についてどこかで議論されているのだろうか。経団連あたりで議論しているのだろうか? 閑話休題。 ソースコードの読み方ということで、最近では「コード・リーディング」というそのものずばりの教科書も出ているので状況は好転しつつある。コードの読み方はオープンソースの時代になり、間違いなく広く情報を共有できるようにな
連載:ネットワーク・コマンドでトラブル解決(5) ホストのネット接続は正しく行われているか? ~netstatによるネットワーク設定の確認~ 加地眞也 2002/1/30 ■接続の管理とアプリケーション ~TCP/UDPとIPの関係 一般に、IPネットワークにおいては、IPというプロトコルはあくまでホスト間のネットワーク接続(正確には一方向のデータ送信)を実現しているにすぎない。これだけでは、通常のアプリケーションがネットワークを利用できるとはいえない。両ホスト上のアプリケーション同士を結び付ける仕組みが必要になる。これがTCPやUDPの役割だ。 普通「ネットワーク接続」といった場合には、実際にはTCPやUDPレベルにおける「アプリケーション間接続*1」を意味している。単に、どのホストと通信しているかというIPレベルのみならず、アプリケーションが別のどのホストのアプリケーションと接続を維持
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く