概要 Emacs Lisp でデータを ".el ファイル" で保持する場合の扱いやすいデータ構造には、連想リスト、ベクタ型オブジェクトのハッシュテーブル、pure elisp のハッシュテーブル型オブジェクトのハッシュテーブル、clパッケージによるハッシュテーブル型オブジェクトのハッシュテーブルがあるようです。それぞれを少し触ってみました。あらかじめちょっとヒントを挙げておくと、文字列をキーにしたい場合は equal での比較を指定することです(僕がハマった)。 パターン1 連想リスト これは誰もが使いますね。基本です。 ;; データベースの作成 (defvar db-a '(("key-a" . "val-a") ("key-b" . "val-b"))) ;; 確認 db-a => (("key-a" . "val-a") ("key-b" . "val-b")) ;; データの登録