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ブックマーク / mainichi.jp (8)

  • 科学の森:猛威ふるう多剤耐性菌 抗生物質効かず、医療現場に危機感 - 毎日新聞

    感染症の治療に欠かせない抗生物質。昨年のノーベル医学生理学賞を受賞した大村智さん(80)の貢献でも注目されたが、大半の抗生物質が効かない多剤耐性菌が近年、各国で勢いを増し、医療現場で危機感が高まっている。なぜ耐性菌は生まれるのか。【千葉紀和】 「治るはずの病気が治らない。治療に使える武器がなくなる寸前だ」。東京医科大の松哲哉教授(53)=微生物学=は厳しい現状を訴える。 病原菌を殺したり増殖を抑えたりする働きがある抗生物質。微生物が生存競争の中で生み出す有機化合物を利用した薬剤で、青カビから発見されたペニシリンが有名だ。多くの人命を救ってきたが、使い続けると菌はやがて順応するようになる。複数の種類の抗生物質が効かないのが「多剤耐性菌」だ。 この記事は有料記事です。 残り780文字(全文1105文字)

    科学の森:猛威ふるう多剤耐性菌 抗生物質効かず、医療現場に危機感 - 毎日新聞
  • 量子力学:不確定性原理に欠陥 名古屋大教授ら実証 - 毎日jp(毎日新聞)

    約80年前に提唱されたミクロな世界を説明する量子力学の基法則「不確定性原理」に欠陥があることを、小澤正直・名古屋大教授と長谷川祐司ウィーン工科大准教授のチームが世界で初めて実験で発見した。高速の暗号通信技術への応用や教科書の書き換えを迫る成果といい、15日付の英科学誌ネイチャー・フィジックス(電子版)に発表した。 髪の毛の太さの10万分の1以下の原子の世界では、粒子が波としても振る舞うといった両面性があるなど、不思議な現象が起きる。こうした現象を説明するために提唱された基法則が「位置と速度のように二つの物理量は、同時に精密測定できない」と定めた不確定性原理だ。 例えば、電子などの位置を測るには光を当てる必要があるが、エネルギーで速度(運動量)が変わる。エネルギーを小さくすれば影響は小さくなるが、位置の精度は落ちる。逆に速度を知ろうとすると位置が変わってしまうため、ミクロの世界には測定限

  • サッポロビール:「バカルディ」国内独占販売で業務提携 - 毎日jp(毎日新聞)

    サッポロホールディングス傘下のサッポロビールは15日、世界販売量1位のラムブランド「バカルディ」などを有するバカルディ・ジャパン(東京都渋谷区)と国内での独占販売に関して業務提携したと発表した。国内でのビール類の売り上げが縮小傾向にあるなか、サッポロビールは堅調な洋酒部門の強化を図り、新たな収益の柱にしたい考えだ。 サッポロビールは、10月からラムブランド「バカルディ」やジンブランド「ボンベイ・サファイア」など、29銘柄90商品を国内で独占販売する。自社の販売網で家庭やエリア拡大などを狙う構えで、現在、数億円程度の洋酒事業の売上高を16年には100億円に目指す。【谷多由】

    ttokano
    ttokano 2011/06/15
    ほう。昔は結構飲んだな。
  • 製鉄:「起源」揺るがす発見 トルコで活躍、日本の遺跡研究団 - 毎日jp(毎日新聞)

    古来、鉄は文明の隆盛を左右し、国力の源泉ともなってきた。「製鉄は紀元前15世紀ごろ、現在のトルコ中部・アナトリア地方で栄えたヒッタイト王国で始まった」というのが定説だ。しかし、同地方で調査を続けてきた日の研究チームが近年、この説を揺るがす成果を得ている。発掘の最前線を訪ねた。【栗原俊雄】 日の中近東文化センター(東京都三鷹市)は1985年から、トルコの首都アンカラの南東約100キロのカマン・カレホユック遺跡で発掘調査を続けてきた。直径280メートル、高さ16メートルの丘状遺跡だ。オスマン帝国時代(1500~1700年)から前期青銅器時代(紀元前3000~同2000年)まで、長期にわたる変遷がすでに調べられている。記者は今年7月に現地を訪れ、同センターの付属機関・アナトリア考古学研究所(大村幸弘所長)の松村公仁研究員に案内してもらった。 ◇ 遺跡は深く掘り下げられ、場所によっては、はしご

  • 働くナビ:改正労働基準法施行で長時間残業はなくなるの? - 毎日jp(毎日新聞)

  • 纒向遺跡:卑弥呼時代の建物群 王権の中枢か 奈良 - 毎日jp(毎日新聞)

    纒向遺跡で見つかった3世紀前半の建物跡(後方の森は箸墓古墳)=奈良県桜井市で2009年3月18日、幾島健太郎撮影 ヤマト政権発祥の地で邪馬台国の「最有力候補地」とされる纒向(まきむく)遺跡(奈良県桜井市)で、女王・卑弥呼(?~248年ごろ)と同時期の3世紀前半の建物群が見つかり、桜井市教委が20日発表した。一帯は大規模に整地され、柵で複雑に区画。柱筋は東西方向にそろい、三つの建物が計画的に並んでいた。こうした特異な構造は同時期では例がないといい、市教委は「王権の中枢施設の一角の可能性がある」としている。 纒向遺跡は東西約2キロ、南北約1.5キロで、卑弥呼の墓との説がある箸墓(はしはか)古墳をはじめ、前方後円墳が誕生した場所。各地の土器が持ち込まれており、邪馬台国やヤマト政権との関係が取りざたされてきた。 今回の調査地点では、78年度に柵と建物跡を確認。区域を約400平方メートルに広げ、

  • 協会けんぽ:保険料率の都道府県別が作業難航 格差で不満 - 毎日jp(毎日新聞)

    中小企業の会社員が加入する全国健康保険協会(協会けんぽ、旧政府管掌健康保険)の保険料率について、今秋から全国一律(8.2%、労使折半)を都道府県別に変える作業が難航している。地域別の保険料は06年の医療制度改革の柱の一つだが、格差をめぐって協会内部や与党から不満が噴出し、厚生労働省が意見集約をできずにいるためだ。 「住所や仕事場の違いで差がつくのはおかしい」(北海道) 「急激に下がる県があるのは歓迎すべき制度変更の果実だ」(長野) 5日開かれた協会けんぽの都道府県支部代表者会議。医療費を反映させると、寒さによる平均入院日数の長さなどから最も料率が高くなる北海道と、予防医療の充実で最低となる長野県などの意見が激しく対立し、議論はかみ合わなかった。 都道府県別の保険料率の導入は06年成立の医療制度改革関連法に盛り込まれた。医療費の安い県は料率を下げる一方、抑制できない県には「罰則」とし

  • 年金ミス:納付不足指摘され還暦で漁師 死後22年で支給 - 毎日jp(毎日新聞)

    厚生年金の受給資格を満たしていた千葉県銚子市の男性が、社会保険事務所のミスで「保険料の納付期間が足りない」とされ、60歳過ぎから漁師になって船員保険年金に加入し直し、受給資格を得るまで働き続けていたことが分かった。社保庁は男性の死亡から22年後に、遺族に未払いの945万円を支払った。遺族は「厚生年金が出れば船に乗らなかった」と憤っている。【野倉恵】 再加入したのは同市の宮内卯之助さん。遺族や関係資料によると、卯之助さんは1904年生まれで、42~59年に千葉県内の冷凍品製造工場に勤め、厚生年金の保険料を203カ月間支払った。 厚生年金の受給資格は納付25年以上が原則だが、一定年齢以上の人(現在は47年4月1日以前に生まれた人)は、40歳以後の納付期間が15年(180カ月)以上なら受給できる。卯之助さんは、203カ月のうち40歳以後に180カ月間払っていたため受給資格があった。しかし、

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