PlayStaion5用コントローラ「デュアルセンス」のアナログスティックにおいて、原点に戻らないドリフト現象が発生したため、分解して清掃修理を行いました。 ゲームコントローラのアナログスティックのドリフト現象は、どのゲーム機でも1年くらい遊んでいると確実に発生しますので、故障の度にコントローラーを買い替えや修理に出すより、工具を揃えてDIY修理するほうが時間節約につながると思います。 ただし、この修理はハンダ作業を伴うことから、複数の専用工具が必須となり、一般的にはハードルが高い作業となります。 本記事では、アナログスティックDIY修理の準備編として、必要工具について解説します。 ドリフト現象が発生する理由 アナログスティックの動作原理は、可変抵抗器の抵抗値をオームの法則(V=IR)で電圧に変換し、ADコンバータを使って電圧値を読み取ることで位置検出する仕組みです。 したがって、動作不良