AIの絵を除外する絵画コンテストは、競歩に似ていると言っていいだろう。 早く移動したいなら走ればいいのに、長距離を競いたいならマラソンでいいのに、 わざわざ妙ちきりんな意味不レギュレーションで競う、マッチポンプめいたあれが、競歩だ。 見ているほうも共感性羞恥で顔を赤らめるレベルのクネクネとした謎の動きが特徴だ。 AIだって道具なんだから好きに使えばいい。 AIに描かせてそれを多少手直ししてもいいし、 自分で描いた絵を学習させて、いつも通りの補完をさせる使い方でもいい。 もちろんフルで使ってもいい。 それを選ぶのはその人の感性なのだから。 ただの道具に過ぎないAIによる創作を否定しようとするやつは、 競歩の、あのヨタヨタとした謎の動きのみっともなさ、そのレベルで恥ずかしいんだと自覚してほしい。