ブックマーク / realsound.jp (2)

  • 話が飛ぶ人は体内に複数の時間が流れているーーADHD当事者の作家が描くエッセイ『あらゆることは今起こる』

    小学校1年生のときの教室。クラスメイトたちの当たり前を、自分だけがさっぱり理解できず、それを周囲には悟られないように平静を装いながら、内心はげしく動揺している。もしかしたら自分は気づかないうちに、どこかに存在する「並行世界」に迷い込んだのかもしれない。そう思うと、次第に怖くなってくる。 小説家・柴崎友香の『あらゆることは今起こる』は、そんな「小説の始まり」のようなエピソードから始まる。でも、これは「小説」ではない。2021年9月にADHD(「注意欠如多動症」)の診断を受けたという柴崎が書き下ろした、発達障害をめぐるエッセイだ。医学書院の「ケアをひらく」シリーズに収められているのだが、そのコンセプトにたがわず、ひじょうに平易な言葉遣いで、発達障害の特性を知ることができる。著者自身が発達障害についての考えを深める過程と並行して書かれていて、ADHDという言葉を耳にしたことはあっても、充分に考え

    話が飛ぶ人は体内に複数の時間が流れているーーADHD当事者の作家が描くエッセイ『あらゆることは今起こる』
    ttsurumi
    ttsurumi 2024/07/07
  • 限定版ゲームボーイに10万円の値札も 中古販売の現場から見たレトロゲーム市場の“いま”

    近年、レトロゲームが脚光を浴びる機会が増えてきた。今では大人になった“かつての子どもたち”が懐かしいゲームを集めたり、初期の家庭用ゲーム機を知らない世代が「おもしろい」とファミコンをプレイしてみたりと、その形は多岐にわたる。そんなゲーム愛好家たちの需要と供給を満たすことに一役買っているのが、をはじめ、洋服、トレカ・ホビーをなど様々なリユース品を扱う『ブックオフ』だ。 東京・立川にある『BOOKOFF SUPER BAZAAR 立川駅北口店』では、レトロゲームコーナーを設置し、多種多様なレトロゲームを販売。買取も精力的に行なっている。ブックオフ商品部・ソフトグループでゲーム担当マネージャーを務める稲森達也氏と、『BOOKOFF SUPER BAZAAR 立川駅北口店』でレトロゲームコーナーを担当する逸見渉氏に、それぞれの視点から“レトロゲーム売買のいま”について話を聞いた。(片村光博) “

    限定版ゲームボーイに10万円の値札も 中古販売の現場から見たレトロゲーム市場の“いま”
    ttsurumi
    ttsurumi 2023/10/05
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