手のひらに2000インチ大画面を再現?―ケータイを“のぞき窓”にする「知能センサーシステム」(1/2 ページ) 臼田総合研究所の臼田裕氏が「第13回 MCPC『イノベーション・チャレンジ』セミナー」で紹介したのが、加速度センサーやジャイロセンサー、地磁気センサーなどを用いて2000インチ相当の映像を小さな画面で見るという「知能センサーシステム」だ。 臼田氏は最初に、「各種センサーを使ったユーザーインタフェースの進化が携帯電話などのモバイル機器で新しい技術トレンドになっている」と説明し、具体例として「W-ZERO3」シリーズや「iPhone」のようなデバイスを挙げた。スマートフォンに搭載され一般的となったタッチパネルはもちろん、Wiiリモコンのような加速度センサーを使ったもの、加速度センサーの代わりに端末カメラの映像から動きを感知する仕組みなどを紹介した。 現状では、こうしたセンサーが、端末