韓国と北朝鮮は4月末に開催する南北首脳会談で、軍事対決の終息を宣言する計画について協議している。韓国紙の文化日報が匿名の韓国当局者からの情報を引用して伝えた。 同紙によると、首脳会談で出す共同宣言では、南北が軍事的緊張の緩和と軍事対決終息を推進すると表明する可能性がある。 一方、韓国の文在寅大統領の首席補佐官は17日の記者会見で、文大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長を結ぶ直通の電話回線が20日ごろに設置される可能性があると述べた。初回の電話会談がいつ行われるかは未定だという。 南北の軍事境界線は現在、膨大な数の兵力が配備されているが、軍事対決を終わらせる方策の一つとしてこの非武装地帯(DMZ)の原状回復が含まれる可能性が高いと文化日報は報じている。