ネガティブなことのほうが言語化しやすい。 愛よりは憎悪の方が、理性よりは怒りの方が、簡便に言語化できることです。ポジティブなことよりは、ネガティブなことの方が、人の心に直接的に訴えかけやすいことです。「むき出しの暴力」が根を下ろさないように - 村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト そうなんです。 村上氏の論旨とは少しずれますが、 たとえばお付き合いしていた人のこと。 ネガティブなこと、悪口、どんなに彼、彼女が酷い人だったのか、どれだけ迷惑を掛けられたのか、どんな仕打ちをされたのか、その時どんなに嫌な気持ちになったのか、なら、いくらでも延々と話すことができたりします。一晩中。えーそれひどいー。ありえなーい、と。 でも、彼、彼女がどれだけ素晴らしかったのか、どんなに優しかったのか、などは、なかなか口に出していうことができなかったりします。口に出してもすぐ終わってしまうんですね。聞く
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