批評系の人たちの間では、ショッピングモールという存在はひどく嫌われています。かくいう私もこの施設に対して、今まではあまり良い印象を持っていませんでした。便利だし、実際はなんだかんだいって利用しているんですけどね。 ショッピングモールが一部の人たちに嫌われてしまう理由は何かというと、いちばんはやはりその画一性ではないかと思います。その土地独自の色がまったくなく、全国どこでも、あるいは世界のどこでも、ほとんど同じ建物のなかに似たような商品が並ぶ。とある研究者はショッピングモールのことを「グローバル資本による植民地化」*1といったそうですが、なるほど、これはすごい嫌われようです。 そんなかんじでなにかと悪者扱いされてしまうショッピングモールですが、そういえばこの施設についてちゃんと考えたことはなかったなーと思い、最近になって関連する本を2冊ほど読んでみました。というわけで今回は、これらの本からヒ
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