参考意見としてターゲット消費者の意見を取り入れているのは10%に過ぎず、90%が消費者の意見を聞かずにデザインを決定している。 デザイン決定のポイントは、「発注側の経営者・上司・担当者の好み」が54%。「サイト制作のゴールを達成できそうだから」(20.7%)の倍以上の割合で「好み」を優先。 27.3%が「発注側の経営者や上司の独断的な意向で最終決定の直前にデザインがひっくり返った」ことで困った経験がある。 これは、デザイン決定のプロセスをビジネス目的に対して最適化するための消費者評価(アンケート)ソリューション「CREATIVE SURVEY」を提供する株式会社フォーデジットとWeb担当者Forumは、共同で行った、「Webサイトのデザイン決定プロセスに関する調査」の結果のハイライトだ。 この調査は、企業サイトの制作において、デザイン決定がどのように行われているのかを調べることで、ビジネス
コンテンツは現場にあふれている。会議室で話し合うより職人を呼べ。営業マンと話をさせろ。Web 2.0だ、CGMだ、Ajaxだと騒いでいるのは「インターネット業界」だけ。中小企業の「商売用」ホームページにはそれ以前にもっともっと大切なものがある。企業ホームページの最初の一歩がわからずにボタンを掛け違えているWeb担当者に心得を授ける実践現場主義コラム。 宮脇 睦(有限会社アズモード) まともな企業のWeb担当者ならあまりご存じないでしょうが、ネットには「グレーゾーンビジネス」が溢れています。最近では、その噂の絶えない「ペニーオークション(以下、ペニオク)」の苦情が消費生活センターに急増しています。クレームの大半が落札できないというもので、主催者が不正操作しているのではないかという疑惑が持たれています。 昨年末、自宅に「サッポロ一番カップラーメン 塩味 12個入り1ケース」が届きました。ペニオ
個人利用を中心に急伸を続けるスマートフォン市場は、もはやニッチ市場ではなくなりつつある。過去に企業サイトの携帯電話(フィーチャーフォン)対応が問われたように、今後スマートフォン向けのサイト対応が課題になると考えられる。2010年はスマートフォン元年といわれていたが、2011年は企業のスマートフォンサイトへの投資検討が本格化してくるだろう。 2010年、スマートフォンの市場規模は急成長し、『スマートフォン利用動向調査報告書2011』(MCPC監修、インプレスR&D発行)によると、2011年3月末(2010年度)の契約数は、前年の497万契約から63%増の810万契約となる見通しだ。調査によると、契約数は年平均40%以上で拡大を続け、2015年度には4,712万契約に、コンテンツ配信事業も急成長することが予測されている。こうした調査からも、今からサイトをスマートフォンに対応しておくことが決して
「ページランクはSEOには意味がないよ」グーグル公式発言 (Google Webmaster Central Help Forum)グーグル社員のジョン・ミューラー氏がウェブマスター向け公式フォーラムでグーグルツールバーのPageRank(ページランク)について説明した。 ツールバーで見えるPageRankは、私たちが内部で使い随時更新しているPageRankの、過去のある時点のデータを示しているだけだ。 サイトの「クロール」「インデックス」「順位付け」に対して、ツールバーのPageRankは何も変化を与えない。 ウェブマスターとして、もっと他のことに意識を向けることを、強く推奨する。 SEO業界に長い人には“耳にタコ”かもしれないが、改めて説明しておこう。 Googleツールバーに表示されるものなど、われわれが触れる「PageRank」は、「ツールバーPageRank(TBPR)」と呼ば
検索エンジンの上位表示を狙ってアクセス数アップ!本誌の読者ならばSEOに関して相当詳しく理解して実践していることだろう。しかし、改めてSEOの基本を理解しておくことも大切だ。 SEOとは「検索エンジン最適化」(Search Engine Optimization)のこと。検索エンジンで検索したときに、検索結果で自分のウェブサイトの表示順位をより上位に押し上げるためのマーケティング上のテクニックだ。検索結果の上位に表示されるものほど、より多くのユーザーの目に留まりクリックされることは明らかなので、SEOのアクセスアップに対する効果は非常に大きい。 SEOの対象とする検索エンジンは、日本でよく使われている順に、ヤフー、グーグル、そして余力があればMSN(Liveサーチ)を選ぶのが一般的だ。オプトとクロス・マーケティングが2006年4月に発表した「検索エンジン利用状況実態調査」では、国内検索エン
Googleが特許を取得している、検索履歴に基づいて検索結果を生成するアプリケーションをリリースした2005年3月以来、リンクおよびコンテンツを時間軸に沿って分析することから見えてくる傾向が、実際に検索ランキングに影響していることは、検索マーケターにもわかってきた。 ただまだはっきりしないのが、このコンセプトが実際にどう機能するのかという点だ。そういうわけで、今夜は深夜までじっくりと腰を落ち着けて、このテーマに取り組もうと思う。 検索エンジンはパターンを割り出そうとしている。つまり、現時点の傾向から判断してサイトの関連性や信頼性が増加傾向にあるのか減少傾向にあるのかの徴候を見つけようとしているんだ。検索エンジンが見いだそうとする特定の項目がいくつかある。 コンテンツの増加パターン:そのサイトがどのくらいの頻度で新しくページを追加しているか。コンテンツの更新パターン:ドキュメントがどのくらい
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