「医師」と一括りに言っても、診療科によってその役割や業務内容は大きく異なります。内科、外科、麻酔科、産婦人科、精神科など診療科が違えば、仕事上の判断や優先順位も変わります。それでは、診療科によって「専門医」の価値や重要性に関する認識はどのように変わってくるのでしょうか? 2018年3月~5月にかけて実施した専門医の取得理由やメリットに関するアンケートでは、診療科別での専門医資格のメリットや、自身のキャリア上重視していることなども調査しました。以下にその結果について紹介します。 目次 1.専門医を重要とみなす医師が多い診療科、少ない診療科とは? 2.各診療科の医師がキャリアにおいて重視していることは? 3.<診療科別>専門医に関する自由回答 3-1.内科・総合内科 3-2.消化器内科 3-3.呼吸器内科 3-4.循環器内科 3-5.神経内科 3-6.内分泌・糖尿病・代謝内科 3-7.総合診療