ブックマーク / www.shenmacro.com (2)

  • リチャード・クーによる中国経済の解説 : 炭鉱のカナリア、炭鉱の龍

    ブログが様々な視点から見てきたように中国経済はますますデフレーショナリーになっている。そのモヤモヤ感はどうもいわゆる「バランスシート不況」ではないかと思えてきた中、バランスシート不況の大家である野村総合研究所のリチャード・クー氏が中国の東呉証券の招待で香港で講演を行ったのが中国で大きな反響を呼んだ。講演の内容どころか、最終的にはスライドまでインターネットで出回った。それ自体が既にデフレーショナリーである。バランスシート不況と最近流行っている「日化」はほぼ同義である。バランスシート不況とは バランスシート不況はクー氏が数十年にわたって推してきた有名な議論であり、筆者の手持ちの氏の著作、『陰と陽の経済学』からの丸写しで簡単に紹介する。当は『The Holy Grail of Macroeconomics: Lessons from Japan’s Great Recession』の方が有

    リチャード・クーによる中国経済の解説 : 炭鉱のカナリア、炭鉱の龍
  • 中国ど根性ビルへの同情は思い上がりだった : 金利とセンチメントから資産価格を考えるブログ

    かつての中国で立退きを拒否し、不動産業者(と地方政府)と戦う釘子戸(Nail house, ど根性ビル)が話題になったことがあった。住んでいた家が再開発地域になり、補償が足りないとして立退きを住民が拒否すると、不動産業者によって家の周囲を濠のごとく掘り下げられたり、道路のど真ん中に放置されるなど兵糧攻めを受けた。その図がとても絵になったので国内外でセンセーションを引き起こした。それを見た我々は「不動産所有権のない国の人民はかわいそう」「私有財産権が保証されない国の人民はかわいそう」と上から目線で同情したことだろう。 ところで、2007年に立ち退きが決まった重慶市の孤島ビル(上図)の所有者は400万元(約6000万円)、7年間高速道路に囲まれながら最後まで粘り、2017年に立ち退いた区分所有者(下図)は1100万元(約1億7820万円)を手にしている。神聖な私有財産権も守るものがなければ1億

    中国ど根性ビルへの同情は思い上がりだった : 金利とセンチメントから資産価格を考えるブログ
    turanukimaru
    turanukimaru 2018/11/10
    日本で立ち退き料を積むと自治体が開発するときにえらいことになる。んだが中国ではカネをばらまくことも機会があればそれを掴むこともちょいと手引することも正しいことらしいので確かに問題なく回りそうな気はする
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