ライターのカツセマサヒコです。 ある日、スーパーに寄ったら、「パーティねるねる」なるものを見つけた。 子どものころ「身体に悪そうだからやめなさい」と母親に言われ、食べる機会を制限されていたあの「ねるねるねるね」が大容量となり、4〜5人で楽しめるという夢のようなパリピ菓子となって、爆誕していたのである。 これをひとりで食べれば、「ねるねるねるねを飽きるほど食ってみたい」という子どものころからの夢が叶う。 閃いてからは速かった。2分後には作り始めた特大ねるねるねるね。 作り方は、あのころとほぼ変わらない。トレイの内側の線まで水を注ぎ、例の粉を順番通りに投下していくだけ。頭で考えなくとも、体が覚えている。 記憶にこびりついた魔女おばさんが、「あの効果音」と共に顔を出す。 \うまいっ!! テーレッテレー!!!!!!!!/ケミカルな味がたまらない。確かに親の立場からすると、何か不安に思う気持ちもわか