超高齢化社会を見据えて、国立長寿医療研究センターなどでは、スポーツのゴルフが認知症の予防にどのような効果があるかを確かめるため実際に、埼玉県日高市のゴルフ場を使って検証を行うことになりました。 ゴルフの経験がないなど一定の条件を満たした65歳以上の高齢者、120人余りに参加してもらって、このうち半分の60人余りが、ことし10月から半年間にわたってゴルフ場で週に1回、練習を行います。検証が始まる前と後の2回、参加者の認知機能や身体機能などの検査を行い、ゴルフをした人としなかった人でどのような違いがみられるかなどを検証するということです。ゴルフ道具や大学病院での検査は無料で、現在、研究に参加する高齢者を募集中だということです。 国立長寿医療研究センターでは、「体を動かしながら頭を使うゴルフは認知症の予防に効果的と言われているが、その検証は、まだ進んでいない。今回の取り組みで、効果があるかどうか