2011年は「大変化の年」!? 携帯3キャリアのスマートフォン戦略を読み解く(中編):神尾寿のMobile+Views(1/2 ページ) わずか5分――。 KDDIは今回の冬春商戦ラインアップの発表会で、たった5分しかフィーチャーフォン(従来型のケータイ)の説明に時間を割かなかった。 端末数が少なかったわけではない。KDDIは冬春商戦に向けて14機種のフィーチャーフォンを用意しており、CDMA2000 1X EV-DOマルチキャリア方式の通信をサポートしたWIN HIGH SPEED対応端末や、auの看板商品ともいえるG'zOneシリーズの最新モデル「G'zOne TYPE-X」、デザイン重視のiidaブランドには「X-RAY」と「G11」が投入された。フィーチャーフォンのラインアップがけっして手薄だったわけではない。今回の冬春商戦において、3キャリアでもっとも独自性と魅力のあるフィーチャ