タグ

ブックマーク / traindusoir.hatenablog.jp (1)

  • 大学に価値はあるか? - 備忘録

    前回のエントリーで取り上げた濱口桂一郎『若者と労働』では、就活において「人間力」が重視されること、あるいは仕事の経験がない若者が「自己分析」など心理学的ツールを頼ることについて、日における「教育と職業の密接な無関係」という文脈から説明を講じている。「社員」としてのメンバーシップに入ることを目的とする日の就活、特に文系大学生の就活では、学校教育における教育の中身はほとんど考慮されない。大学のレヴェルは、学生の能力を証明する基準として、すなわちシグナルとしての意味合いを持つが、教育の中身は、就職に役立つものとはなっていない。この文脈から考えると、大学教育とは、壮大な無駄だということになる。 このような見方には、確かに「一理ある」と感じるところもある。ではなぜ日においては、このような壮大な無駄がなんの社会的批判もなくこれまで生き残ることができたのか。このことについて著者は、「日的雇用慣行

    大学に価値はあるか? - 備忘録
  • 1