「Disney+」は日本アニメを変えるのか?同じ言葉が、最近までは「Netflix」で言われていた。「Netflixは日本アニメを変えるか」である。 実際にNetflixのインパクトは大きかった。日本アニメの配信権購入だけでなく、独占配信=Netflixオリジナルアニメとすることで、アニメ製作予算のほとんどをカバーすることを実現した。Netflixがなければ企画が実現しなかった作品も少なくない。 2017年にスタートしたオリジナルアニメの本数は、2021年におよそ40本にもなった。日本のアニメ制作の持続との点で、Netflixはいまや日本でも大きな存在だ。 では、Disney+はどうだろうか? 2019年に米国でスタートしたサービスは、わずか2年でSVODと呼ばれる定額課金見放題の映像配信サービスで契約世帯数が1億2000万近くに達した。いまやNetflixの最大のライバルである。 そうで
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