10月のプロ野球ドラフト会議で埼玉西武ライオンズから指名を受けた高校3年の男子生徒(18)が通う千葉県内の私立高校が7日、男子生徒が道交法上の無免許運転とスピード違反で同県警高速隊に検挙されていたことを明らかにした。同校校長は会見で「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」と謝罪。本人は同席しなかった。 同校によると、男子生徒は今月4日、川崎市内から千葉県木更津市内へ向かう東京湾アクアライン上で友人の車を運転。制限速度80キロのところ109キロで走行したため、高速隊にスピード違反で停止を求められ、無免許が発覚したという。 男子生徒は当時、仮免許しか持っていなかった。3日夜から、免許を持つ友人と2人で東京都内へドライブに出かけ、帰り道で運転を交代した。 同校は高野連に報告し、6日付で無期限の謹慎処分とした。また、球団は13日に入団発表会を予定。出欠について同校側は「球団の決定に従う」としている。