こちらは私の趣味で書いた「2010年代アイドルと新自由主義の話」なのですが、記事を加筆修正したものが、2021年11月22日発売の『女の子の謎を解く』(笠間書院)に収録されます! 記事が面白かったらぜひ本のほうもよろしくお願いします~。 はじめに――2010年代のアイドルはネオリベの夢を見るか?新自由主義、ということばをよく聞くようになったのはここ数年のことのように思う。 ネオリベ。自己責任。個人主義。競争社会。全員が市場原理に巻き込まれ、市場価値が隅々まで行き渡った社会。だからこそ市場価値がないとみなされた存在が隅に追いやられてしまう社会。頑張らないと生きていけない、なぜなら市場はどんどん私たちを取り込んでくるからだ。 「わ、考え方がネオリベっぽい」と私たちが言うとき、ネオリベはポジティブな意味を持たない。それはあまりに自己責任を重視しすぎる、セーフティーネットのない競争社会を指向してい
津軽海峡を中露の艦艇が大挙、通航しました。日本としては自宅の庭を、凶器を携えて歩かれたようにも思えますが、法的にはなんのお咎めもありません。むしろ、あえて海峡を明け渡しているともいえます。もちろんワケありです。 合計10隻以上の中露軍艦が津軽海峡を通過 2021年10月18日(月)、青森県と北海道とのあいだを隔てる津軽海峡を、中国海軍とロシア海軍の艦艇、合わせて10隻が通過しました。さらに、防衛省統合幕僚監部の発表によると、この艦隊はその後、太平洋へと進出し、10月21日(木)には千葉県犬吠埼の沖合を南進、東京都の小笠原諸島付近を航行したことが確認されています。ちなみに、中国海軍の艦艇とロシア海軍の艦艇が同時に津軽海峡を通過したのは、今回が初めてです。 拡大画像 2021年10月18日に津軽海峡を通航した中国海軍 レンハイ級ミサイル駆逐艦 101(画像:統合幕僚監部)。 津軽海峡の通航は国
ダンジョンのなかで新たな仲間を探すのも本作の醍醐味だ。強い剣を持っている犬が仲間になって嬉しい! と思ったら直後にその武器が破壊されて目の輝きが消えたりもする。 あるいは、「探索も安定してきたな」と慢心したら、うっかり強い敵が出るフロアを踏んでしまい、メインパーティーが迷宮の彼方にぶっ飛ばされて途方に暮れる。おまけにその後は、低レベルの仲間でどこかへ消えた者たちを探さなければならなくなるのだ。 このように、“外道”と言いたくなる仕掛けだらけのダンジョンに挑むのが『ダンジョンエンカウンターズ』だ。おまけに本作は探索とバトルに注力した極めてストイックな作りになっており、上記のような苦痛を受けても、いやむしろ苦痛を受けるからこそダンジョン攻略に燃える人に向けられた作品といえる。 寂しく恐ろしいダンジョンには「死ぬより怖い罠」だらけ 『ダンジョンエンカウンターズ』はスクウェア・エニックスが発売、キ
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています とってもかわいい、Twitter発の漫画『ちいかわ』。今ではグッズも多数販売されあちこちで見掛ける人気キャラクターです。つぶらな瞳のかわいらしい姿は、作品は知らなくても一度は見たことがあるんじゃないでしょうか。 『ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ』1、2巻 マスコットが過ごす優しい世界っぽさのある『ちいかわ』。けれども『ちいかわ』をTwitterや単行本でちゃんと読んでいる読者はみんな、知っているはず。『ちいかわ』の世界は全然優しい世界じゃなくて、だいぶ過酷だということを。 ちいかわ、ハチワレ、うさぎの仲良し三人を中心にした、メルヘンな作品なのは間違い有りません。作品の半分くらいは、この世界でのんびり過ごす3人のほんわかストーリーです。ただそのバックボーンになる世界観がだいぶハードコア。 最近だとちいかわの更新と一緒に、『ゴール
ウマ娘のファンアートでトレーナーがTとかトとかUの字(蹄鉄)の頭だとどんなに内容が良いものでも台無しになるって話。 100歩譲ってギャグ系くらいならいいけどイチャラブものとかシリアスものでT頭だともう最悪。 なぜその頭で絵を描いてんのか少し冷静になって考えてみろって話。 アイマスでPヘッドっていう文化がある理由はわかる。プロデューサー(=あなた)を個性をなくしつつも記号として表現したい人に便利なのはわかってるつもりだ。 公式が使ってるしニコマスで特に定着した文化だからそれを他の現行アイマスシリーズで全て使う、みたいのもまあ発想として当然だしそれはわかる。 そもそもそれも人によっては「〇〇マスでは使ってほしくない」みたいな一家言あるみたいだが、この事はとりあえず置いておく。 でもウマ娘ってアイマスと全然関係ないじゃん。その文化って15年くらい前からの奴だぞ。中学1年生がとっくに社会人やってる
イーロン・マスク氏、ティム・クック氏をツイートで攻撃「Appleの布を見においで」 2021 10/24 Teslaのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が、Appleのティム・クックCEOのツイートへの返信でAppleの「ポリッシングクロス」を皮肉っています。 ティム・クックCEOのツイートに「布を見においで」 現地時間10月22日、トルコ国内3店舗目のApple StoreとなるApple Bağdat Caddesiがイスタンブールの中心街にオープンしたことを、Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)がツイートしました。 このツイートに対して、Teslaのイーロン・マスクCEOが「Appleの布(商標)を見においで」と返信し、Appleが新型MacBook Proと同時に1,980円(税込)で単体販売を開始した「ポリッシングクロス」を皮肉っています。 本稿執筆時点で、イ
米首都ワシントンに設置されたカメラが捉えた猫。DC Cat Count/Humane Rescue Alliance提供(2018年12月4日撮影)。(c)Handout / DC Cat Count/Humane Rescue Alliance / AFP 【10月24日 AFP】しま模様の動物が木陰の石の上からしなやかに飛び降り、油断なく辺りをうかがう。その様子を野生動物撮影用のセンサーカメラが捉えていた──ただし、ここは人里離れた熱帯雨林ではなく米国の首都ワシントン。被写体は、猫だ。 写真撮影は、「DCキャット・カウント(DC Cat Count)」と名付けられたプロジェクトの一環。ワシントンに生息する全ての猫を数える史上初の試みで、動物愛護団体、自然保護団体、研究者らが3年がかりで取り組んでいる。 プロジェクトチームは今回用いた調査手法により、ワシントン全域の室内、屋外、保護施設の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く