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ブックマーク / www.saiusaruzzz.com (2)

  • 【「破妖の剣」完結記念】前田珠子にみる、物語の設定を自ら破壊してしまう長編に向かない作家像。 - うさるの厨二病な読書日記

    子供のころから読んでいた「破妖の剣」が完結した 先日、コバルト文庫で長い間、巻を重ねてきた「破妖の剣」シリーズがついに完結したという話を聞いた。 破妖の剣6 金の暁闇30 (集英社コバルト文庫) 作者: 前田珠子 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2017/03/24 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 破妖の剣1「漆黒の魔性」 破妖の剣2「白焔の罠」 破妖の剣3「柘榴の影」 破妖の剣4「紫紺の糸(上下)」 破妖の剣5「翡翠の夢」全5巻 破妖の剣6「金の暁闇」全30巻 なので、シリーズの正伝は全40巻。 「漆黒の魔性」が発売されたのが、1989年だから、足かけ28年にわたってようやく完結したことになる。ライトノベルだとかなり珍しいんじゃないだろうか。 まずは、シリーズ完結お疲れさまでしたと言いたい。 自分の中で賛否相半ばする作品群 作者の前田珠子はコバルト文庫で

    【「破妖の剣」完結記念】前田珠子にみる、物語の設定を自ら破壊してしまう長編に向かない作家像。 - うさるの厨二病な読書日記
  • 【ネタバレ注意】「シュヴァルツェスマーケン」と「破妖の剣」に共通する現象「主人公教」は、物語を蝕み破壊する病だ。 - うさるの厨二病な読書日記

    「シュヴァルツェスマーケン」を読んでいるのだが、主人公テオドールの言動にだいぶイライラしている。 何かに似ているなと思ったら、「破妖の剣」にそっくりだ。 「シュヴァルツェスマーケン」の主人公テオドールの周囲で起こった現象と、「破妖の剣」の主人公ラスの周囲で起こった現象は同じものだと思った。 ・主人公が行き当たりばったりのその場しのぎの言動をするので、言っていることがコロコロ変わる。 ・その理由を人は「誰も傷つけたくない」とか「誰も失いたくない」「みんな守る」とか綺麗で抽象的な言葉でまとめる。 ・その行動は、「ただ単に何も考えずその場しのぎの判断」「優柔不断で誰にでもいい顔がしたいだけ」にしか見えないのだが、何故か主人公の周りの人間は「テオドールは優しいから」「ラスは優しいから」(←驚くくらいそっくりだ)と解釈する。 ・利害が対立する人間すべてを守りきることなどできないので、当然のごとく周

    【ネタバレ注意】「シュヴァルツェスマーケン」と「破妖の剣」に共通する現象「主人公教」は、物語を蝕み破壊する病だ。 - うさるの厨二病な読書日記
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