2007年12月28日のブックマーク (2件)

  • 樋口健夫のアイデアマラソン・エッセイ全集

    ヒマラヤの山の中、カトマンズでもピッツァがべられる。 ハイアットホテルのレストランのキッチンはオープン形式の調理場で、その中心に煉瓦のピッツァの釜があり、バーナーの火がゴウーと燃えていて、中が見える。とても気分が良く、私は一人でカウンターに座って、自分のピッツァが焼けて行くのを暖かく見守っていた。 このレストランで出てくるピッツァは、味も価格も国際レベル。さすが、菜主義者の多いネパールだから、完全に菜主義ピッツァもメニューにあった。ネパール人は「ピッチャ」と発音する。 ��不味いピッツァはべたくない�≠�人生の些細な心情としている私は、ハイアットホテル以外では、「ファイア&アイス」によく行った。 このレストランは、カトマンズの唯一の歓楽街タメルの入口にある。 ハイアットと違って、ごく一般的なレストラン(と言っても、平均的ネパール人から言えば相当高価だろうが)で、ここにはよ

  • アイデアマラソン・樋口健夫の*恐怖百貨店*

    ~怖くて、おかしくて、危ない実体験~このブログは、アイデアマラソン提唱者の樋口健夫が、商社マン時代の海外経験から、数々の「恐怖」をエッセイとしてお届けするものです。思わず笑ってしまうような話から、思い返すとゾッとして背筋が寒くなる「恐怖」体験、海外旅行の危機管理に役立つ「怖い」経験など、いろいろなラインナップでお届けします。  タイトルの☆は「怖さ」、△は「おかしさ」、○は「ためになる」を表していますので、「恐怖」選びのご参考にどうぞ! ~自分の仕事に誇りを持った~ ナイジェリアの当時の首都ラゴス(今はアブジャに変わっている)に駐在していた時のことだ。 会社の運転手のエマがとんでもない大怪我をしたというニュースが入った。 エマは優秀であった。優秀な運転手は、単に運転がうまいだけではない。礼儀正しく、お客に優しく、地理に詳しく、周りの微妙な変化にもすぐに対応ができなければならない。乗せている