ヒマラヤの山の中、カトマンズでもピッツァが食べられる。 ハイアットホテルのレストランのキッチンはオープン形式の調理場で、その中心に煉瓦のピッツァの釜があり、バーナーの火がゴウーと燃えていて、中が見える。とても気分が良く、私は一人でカウンターに座って、自分のピッツァが焼けて行くのを暖かく見守っていた。 このレストランで出てくるピッツァは、味も価格も国際レベル。さすが、菜食主義者の多いネパールだから、完全に菜食主義ピッツァもメニューにあった。ネパール人は「ピッチャ」と発音する。 ��不味いピッツァは食べたくない�≠�人生の些細な心情としている私は、ハイアットホテル以外では、「ファイア&アイス」によく行った。 このレストランは、カトマンズの唯一の歓楽街タメルの入口にある。 ハイアットと違って、ごく一般的なレストラン(と言っても、平均的ネパール人から言えば相当高価だろうが)で、ここにはよ