東京都の小池百合子知事は11日、新たに新型コロナウイルスに感染し、自宅療養中だった1人暮らしの30代男性が死亡したことを明らかにした。男性は基礎疾患はなかった。第5波が本格化した7月下旬以降の自宅療養中の急変による死者は、50代女性、70代男性に次いで3人目。 小池氏は30代男性について「健康観察は続けていたわけですが、体調が急変した」とした上で「若いからと、何も病気はないよ、というのではなくて、基本的なところをお守りいただくように徹底してお願い申し上げたい」と呼びかけた。
米ゴールドマン・サックス・グループは米モデルナの新型コロナウイルスワクチンについて、効果の持続性に関する新たなデータを受けて需要が高まる可能性があると指摘した。 アナリストのサルビーン・リクター氏はリポートで、デルタ変異株の感染が広がる中で7月に実施された予備的研究によれば、モデルナ製ワクチンよりも米ファイザー・独ビオンテック製ワクチンの方が感染に対する有効性の低下度合いが大きかったと記した。 8月8日に発表された同研究の論文(査読前)によれば、モデルナ製ワクチンの有効性は76%に低下。一方、ファイザー製では42%に下がった。ブレイクスルー感染(ワクチン接種後の感染)については、モデルナ製ワクチンは感染リスクの抑制度合いがファイザー製の2倍に上った。 その上でリクター氏は、この研究に限界があることも指摘。モデルナ製とファイザー製のワクチン比較に関して今後発表されるデータを注視していくと説明
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