スペイン首都マドリードの学校で、閉鎖された校門越しに学校職員と話す男性(2020年3月11日撮影)。(c)GABRIEL BOUYS / AFP 【3月12日 AFP】スペイン保健省は11日、国内の新型コロナウイルス感染者が2000人を超え、死者は48人になったと発表した。これによりスペインは、欧州でイタリアに次ぐ最大の流行国となった。 保健省によると11日午後6時(日本時間12日午前2時)時点で、感染者数は前日の1639人から2140人に増加。患者の半数と感染による死者のうち31人が首都マドリードで確認されており、国内で最大の流行地となっている。 保健省は感染拡大阻止へ向けた緊急対策として、マドリード市内の学校を2週間休校としたほか、公共交通機関の日常的な消毒実施や、イタリア発の航空便の到着禁止を打ち出した。 また、文化省は同日、マドリード市内の美術館を12日から追って発表のあるまで閉鎖