中国・北京のショッピングモールに入っているH&Mの店舗(2020年4月9日撮影、資料写真)。(c)NICOLAS ASFOURI / AFP 【3月25日 AFP】中国・新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)で生産された綿花の調達をやめたスウェーデンの服飾大手「H&M(へネス・アンド・マウリッツ)」が、人権侵害をめぐる批判への態度を硬化させている中国側の猛烈な反発に遭っている。 24日には、電子商取引(EC)大手アリババ(Alibaba、阿里巴巴)傘下の人気通販サイト「淘宝(タオバオ、Taobao)」からH&Mの製品が姿を消した。このほか、人気俳優2人がH&Mとの関係を解消し、国営メディアもH&Mを批判する論説を掲載した。 H&Mは昨年、新疆ウイグル自治区での民族的・宗教的少数派の「強制労働」の恩恵を受けていると批判されたことを受け、「新疆